nginxとApacheの使い分け方針
大前提
そこそこチューニングしていれば、ボトルネックはWebサーバにならない
CPUやメモリの適切な選定
カーネルパラメータのチューニング
somaxconn
backlog
エフェメラルポート
その他いろいろ
大量アクセスがある場合、単一サーバで頑張らずオートスケーリングするべき(クラウド環境)
CPU使用率やメモリ使用率に負荷が乗って、オートスケーリングできればいい
使い分け方針
基本的にはこちらを採用
メリット
設定例などのサンプルが豊富
設定が書きやすい
保守の提案がしやすい
直近2バージョンのサポート
だいたい半年~1年ぐらいの間隔で更新の提案になる
現場によっては嫌がられる可能性があるので導入前に相談
.htaccessを使いたいニーズがあれば
WordPressはプラグインが.htaccessを生成するケースが多くあるのでベターな選択肢になる
デメリット
保守の提案が難しい
EOLのタームが長い
2024年8月現在の最新バージョンの2.4は2012年に初版リリース
EOLが来たらバージョンアップという運用だと、大がかりなリリースになる
現場がリリース慣れしておらず、調整が難しい
影響範囲の確認などが難しい
謎の設定があるが、当時設定した人が既にいないなど
セキュリティアップデートが来たらバージョンアップという運用だと、計画が立てづらい
「脆弱性が発見されるかどうか」という要素に左右されるので、予算立てができない
nginxのようにある程度決まったタイミングで更新する方が楽