ネットで語られるエンジニアの単金(単価)についての補助線
単金についてインターネッツだとみんな口々に言い合っていて意味不明なので、補助線となる情報をまとめる
税込み / 税抜き
たとえば単金100万といっても税抜き / 税込みで金額が約10万円も変わる
ユースケース
税込み
フリーランス向き求人サイトで記載されている単金
金額を大きく見せるため
事実上、消費税が益税となっていたため
(これを言ったら怒る人がいる)(インボイス絡み)
税抜き
企業間での受発注の金額として語られるとき
全体だと税抜き派が優勢だと思われる
発注側 / 受注側
中間業者(SES営業、エージェントの企業)のマージンがあるので、商流が下がる(n次受けになる)ほど低くなる
社外単価 / 社内単価 / フリーランス単価
社外単価
企業が顧客に請求する単価
企業のブランドや付加価値、保証のコスト/プレミアが含まれる
いわゆる、会社の看板ってやつ
具体的に言うと以下のようなもの
変な人がこないだろうという安心感
人が飛んだ時の補充が社内でできる
現場の作業者に知識が足りなかったときに一時的に会社の有識者に問い合わせして問題解決できる
社内単価
企業内でのエンジニア一人当たりのコストとして計算される単価
企業によってまちまち
フリーランス単価
会社の看板も背負ってない、単純に一人のエンジニアとしての単価
ネットでの投稿は上記がハッキリしていないことが多いが、それぞれの条件で金額が大きく異なってくることに注意したい