traktor to rekordbox移行メモ
移行前 : Traktor Kontrol S2 mk2 w/ Traktor Pro 3
移行後 : DDJ-FLX4 w/ rekordbox
他のコントローラーだと一部機能は使えないこともあるので注意
と言ってもDDJ-400ならSmart CFX以外は同じことができるんじゃないかな?
https://gyazo.com/6cf37a5421cd19f71f2a68dd02f09e05
初見でわからなかったこと & 対処法
CUE位置調整中に、ジョグ天板から手を離すと元のCUE位置に戻される
コントローラ設定の「CUE待機状態で〜」のチェックをオフにするとTraktorライクになる
https://gyazo.com/a02058836facf6d6bc6585544a54c481
ループの操作感が違いすぎる
Traktorみたいに先に拍数を選んでからLOOPをONにするというのが少なくともLOOP IN/OUTボタンでは無理
普段は4 BEAT/EXITボタンを使う方向で考える
押した瞬間に4拍ループオンで再生がスタートする
再生タイミングを合わせて4 BEATボタンを押して、横の > ボタンで長さを変えたり、ジョグで微調整する
もしくはSHIFT + BEAT JUMPでBEAT LOOPモードに入って、PADを押すと任意の拍数でループ開始できる
PADのモード切替が必要だが、こっちの方がTraktorのループの感覚には近い
オートシンク有効化してからOFFにした場合、TEMPOフェーダー弄ってもTEMPOが変わらないことがある
TEMPOフェーダーで数値を上げ下げして再生中のBPMと一致した瞬間に同期するようになる様子
場合によっちゃTEMPO RANGEをWIDEとかにする必要あるかも?
ここのTEMPO RANGE変更はSHIFT + BEAT SYNCボタンでできる
BEAT FXが効かなくなることがある
rekordbox側のFX1,FX2の設定がMULTIモードじゃないとダメ(SINGLEだと効かない様子)
SLIP(Traktorで言うところのFLUX)の切替がコントローラのボタンでできない
デフォルトだとマウスでデッキUIのSLIPボタンをポチーする必要がある
最終的にMIDIマッピングで下記の設定にした
BEAT JUMPモードでShift+PAD4 -> SLIP ON/OFF
これを左右デッキそれぞれに設定
BEAT解析の精度は信用しない方がいいらしい
オートシンクを使うにしても、BEAT SYNCモードではなくTEMPO SYNCモードに設定しておくのが無難そう
CUE打ちやLOOPもクオンタンズOFFの方がいざというときに困らないのでそうしておく
LOOP IN/OUTを手動設定すると拍がズレる可能性はあるが、前述の4 BEATボタンを使うため問題なし
移行後の良かった点
FILTER専用ノブがある
Kontrol S2 mk2だとGAINと兼用だったし、無限に回るノブなので操作感が微妙だった
これはKontrol S2 mk3でも対応しているが、専用ノブがあるのはイイネ
TRIMはTRIMでノブが別にあるので、音量調整の操作性も確保されている
FXをかけるとCDJと同じ音がする
通常のFILTERもそうだし、FLANGERとかのFXも
クラブで聴いている音なので「これなんすよね〜」という感じがある
Smart CFX
簡単にそれっぽいFXがかかる
チャンネルごとに独立したノブがあるので、MIX用にも使いやすい
オフにすればFILTERになるという挙動も分かりやすい
PAD FXが使いやすい
FLANGERかけながらFILTERかける、とかもしやすい
ECHO OUT(エコーかけながら再生停止)とかもワンタッチでできる
CUE/PLAYの丸ボタンの押し心地が浅いのでタイムラグが発生しづらい
CDJのUIってよく考えられているんだねぇ
結論
特にFX周りでできることの幅が広がりそうなので、rekordbox中心にしばらくやってみます
あと素直にコントローラーのデザインが近年のミニマル・マット系に寄せてきていてカッコEよね