ラブライブ!サンシャイン!!と沼津とわたし
今週末、遂にAqoursのキャスト9人が出演する最後のワンマンライブ、Aqours Finale LoveLive! 〜永久stage〜 を迎える。
そのときを迎えてしまえば、良くも悪くも、きっと何かが不可逆的に変わってしまうだろう。
だから、今のうちに素直な気持ちを書き残しておきたいと思った。
とは言っても、未来のことは既にAqoursが、そのストーリーや歌詞を通じてたくさん語ってくれている。
だから、わたしはこれまでのことを振り返りたい。
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初めて聖地巡礼で沼津を訪れた日
2016年7月2日。
TVアニメの放送が始まるその日に、わたしは初めて沼津を、「ラブライブ!サンシャイン!!」の舞台であるという意識を持って訪れた。
まだμ'sのファイナルライブから3ヶ月しか経っていない時期である。
当時のわたしは、ラブライブ!サンシャイン!!の存在を知ってはいたものの、多くのμ'sファンと同じように、そんなにすぐ新しいシリーズに切り替える気持ちにはなれない、というのが正直なところだった。
そんな時期になぜ沼津に行くことにしたのか。
それは先に沼津を訪れた友人から「内浦は噂通りのただの田舎の港町。アニメが始まる前だからこそ、今のうちに一度訪れることには意味がある」との感想を聞いたからだった。
沼津訪問直後に、わたしはこう書き残している。
浦の星の場合、やっぱりどこにも行けない田舎の停留感みたいなのが根底にあるわけで、そのあたりの地理だったり雰囲気だったりをアニメが始まる前に感じておきたいというのがあって土曜に内浦に行ってきた。まあ某氏の請け売りなんですけども
観光資源がないわけじゃないし、死ぬほど釣り人はいるし、″町″というレベルの事物は存在しているけれど、それでも駅までは山道を1時間くらい歩くし、コンビニ以外の娯楽を提供してくれそうな店はないし、そんな場所で過ごしていたからこそ、UTXのビジョンで見たスタダの衝撃があるんじゃないか
ヌーマーズで買ったラブライブ!サンシャイン!!ファンブックには、黒澤ダイヤが島郷海岸で歌うピンナップが載っていた。
ダイヤのセリフはこうだ。
みんなの心に響く歌が――この街から
ずっとずっと遠くへあなたのもとへと届きますように
歌を遠くへ届けようとするAqoursの気持ちは、きっと今も変わっていないのだと思う。
フィナーレライブという機会もそうだし、おそらくは、これからも。
花丸とルビィのお互いを思い合う絆を描いた#4「ふたりのキモチ」、3年生がぶつかり合いを経てひとつになる様子を描いた#9「未熟DREAMER」、渡辺曜に感情移入しすぎてわたしが厄介思想を持つに至った#11「友情ヨーソロー」など、数々のエピソードを通して、わたしは間違いなくラブライブ!サンシャイン!!という物語のファンになっていった。
同年9月24日、TVアニメ1期の最終話が放映される日。
満を持して宿泊した淡島ホテルで、わたしはその物語の一旦の結末を見届けた。
ラブライブ!地区予選直後、ライブの勢いそのままに内浦の浜辺で「君のこころは輝いてるかい?」と問いかけるAqoursの姿を観て、何かわきあがる衝動に突き動かされたことは、既に過去の記事で触れたとおりだ。
どうやらただの町興しではないらしいね?
同年11月には、開催された「内浦&西浦お宿探訪パズルラリー」のコンプリート難度に感銘を受け、数日間をかけて内浦・西浦界隈の旅館やホテルを回った。
わたしにとって大きな出来事だったのは、その期間に宿泊した西浦の駿陽荘やま弥さんで、お店の方からラブライブ!サンシャイン!!にまつわるエピソードを直接伺ったことだ。
長井崎の中学校に通っているお孫さんも、巡礼オタクが増え始めた頃はだいぶ気味悪く思っていたらしい。それまで地元の人しか乗らなかったバスなのに、帰りに乗ろうとすると知らない人がめっちゃ降りてくるし、バスに乗ってもラッピングを撮影する客へのサービスのため、運転手さんがなかなかバスを発車させないのが嫌だったとか。しかし、サンシャインのアニメが始まった頃、お孫さんもそれを録画して見るようになり、今ではすっかりハマってしまったとのこと。Aqoursのキャラクターのことも「おばあちゃん知らないのー?」と教えてくれるくらいになったとか
パズルラリーの企画が出たときにどの宿がどのキャラを担当するか、という話し合いがあったが、やま弥のお母さんがノリ気で「やま弥の名物は卵だから、イメージカラーが黄色の花丸ちゃんにしよう」と提案し、やま弥の担当ピース・等身大パネルがずら丸に決まったらしい。「花丸ちゃんをイメージしたセットも考えたからぜひ食べに来て欲しい」とのことなので、パズルラリーでやま弥さんを訪れた人は迷ったらこのメニューを頼めばいいと思います。鯛みそコロッケとデザートは新しく作ったもので、地元の方も物珍しさで注文したりされているそう
わたしが感激したのは、単にアニメファンの客を呼ぶために便乗してキャンペーンを実施したり、特別メニューを販売したりするだけでなく、舞台の街に昔から生きている方々が、愛着を持ってラブライブ!サンシャイン!!のキャラクターや物語に接しているということだった。
沼津はいいところだ。
海があり、山があり、夕日があり、おいしい海鮮が食べられる素敵な飲食店や宿もたくさんある。
しかし何よりも、こうした観光に携わる方がわたしたちと同じようにラブライブ!サンシャイン!!を好きでいてくれるということが嬉しかった。
ただキャラクターのパネルがあるとか、アニメと同じ風景があちらこちらにあるとか、それだけじゃないソフトウェア的な魅力が、わたしにとっての沼津という街を、次第に単なる好きな旅行先以上の何かに変えていった。
コンテンツの曲をふさわしいスポットで聴くという体験
2017年4月には、Aqoursの3rdシングル「HAPPY PARTY TRAIN」が発売された。
正直なところ、この曲をはじめて聴いたときはあまりピンとこなかった。良さが分からなかったと言ってもいい。
ならば、この曲の魅力がいちばん感じられるであろう場所で聴いてみようと思って向かったのは、伊豆箱根鉄道駿豆線の三島駅。
不思議な体験だった。
東京で聴いても何もピンとこなかったメロディーや歌詞がすんなり染み込んできて、お寺の娘さんがBメロで語る人生論がどうしようもなく感情を揺さぶるのだった。
それと同時に、まだイケイケドンドンなはずの3rdシングルというタイミングで、どうしてこんなに憂いを帯びたメロディーと歌詞をリリースできるのだろうとも思った。
ともかく、この体験を機に、わたしはラブライブ!サンシャイン!!楽曲をふさわしいスポットで聴くという方法論にハマってしまった。
「待ってて愛のうた」ならば、人々が寝静まった夜中の内浦の県道で。
「P.S.の向こう側」ならば海のステージ。さんのテラス席で穏やかな海を眺めながら。
「未体験HORIZON」ならば発端丈山の見晴台ではるか対岸の町並みを望みながら。
「Thank you, FRIENDS!! (渡辺 曜 ver.)」ならば内浦から沼津市街に帰る東海バスの車内で。
こういった体験ができるのは、ラブライブ!サンシャイン!!の楽曲が作られたり、歌われるときに沼津の風景がちゃんとクリエイターやキャストの頭の中にあるからなのではないかと考えたりする。
特に、TVアニメや劇場版のサウンドトラックの沼津の土地との結びつき方は異常だ。
それは、楽曲がそのように作られているからなのか、わたしがあまりにも沼津でサントラを聴きすぎているからなのか。
そのどちらかなのかはもはや分からないが、ぜひ皆さまにおかれましては、一度はこの「真・沼津」プレイリストを聴きながら県道17号をドライブしたり、東海バスの車内で揺られる体験をしてみてほしい。
フィナーレライブが終わってからでも全然構わないので、よろしくお願いします。
コロナ禍、そして聖地移住
2020年には、ダイヤモンド・プリンセス号の騒動に端を発したコロナ禍の時代に突入する。
Aqoursの輝かしい5周年を記念するはずだったドームツアーは全公演が中止となり、ラブライブ!サンシャイン!!の10年の歴史の中でも、決して無視することのできない、長く辛い2年半(5thライブツアーからDREAMY CONCERTまでの期間)が始まった。
ラブライブ!サンシャイン!!が苦難の中でもがきながらも Aqours ONLINE LoveLive! 〜LOST WORLD〜 など新しいライブの形を模索していた時期。
わたしの個人的な生活はといえば、都内に引っ越して一人暮らしを始めて間もなかったにもかかわらず、緊急事態宣言下で原則リモートワークとなり、都内の狭い1Kの部屋で仕事とプライベートとをこなす日々だった。
緊急事態宣言などもあり、家から出ることもままならかった時期には、自炊やワーク環境の整備に精を出したことを覚えている。
この年の10月、まとまった休暇を取ることができたので、思い切って沼津でのプチ移住生活を敢行した。
滞在した期間は1週間。
その間に、ヌマヅマリーナでの小型船舶免許の取得と、大瀬崎でのオープンウォーター・ダイバーライセンスの取得を試みたのだった。
格安レンタカーを借りて、いくつかの宿をハシゴしながらこの期間を沼津で過ごして感じたことは、おそらくだがこの土地には「住める」ということだった。
それから半年ほど経って、2021年9月。
フルリモート生活になったことに加え、コロナ禍で飲み会等が激減したことにより、都内に住み始めた当初ほどは東京での一人暮らしには恩恵を感じられなくなってしまっていた。
そんな折、近い境遇の先人が既に沼津移住を実行した経緯をブログに書いており背中を押されたこと。
SUUMOで理想に近い条件の物件を見つけてしまったこと。
何より「できるかどうかじゃない、やりたいかどうかだよ」というセリフが脳内でリフレインした結果、気づけば沼津でマンションの一室を借りる契約を交わしていた。
こうして勢いで沼津移住者となることが決定し、「やっちまった」と思った一方で、誰がどう見ても「ラブライブ!サンシャイン!!に人生を左右された」と言える状況になったことが誇らしくもあった。
沼津市民となって初めて参加したAqoursのワンマンライブは、2年半ぶりに有観客で実施された「DREAMY CONCERT」だった。
もともと大晦日のカウントダウンライブが先に決まっていたところ、Aqours自身の強い希望で実施されたという経緯は既に浦ラジ第295回などで語られているとおりだが、内容面で特に印象に残っているのは、ライブ最初のブロックで披露された「Dance with Minotaurus」だ。
やあそこだね!
間に合ったようだ 出口へと連れて行くよ
何があっても ちゃんと連れてくからね
Aqoursちゃんらしく明るく元気で、そしてカワイイ角を模した振り付けでついニコニコしてしまう楽曲だが、このタイミングで披露されたことには、Aqours自身による強いメッセージングを感じずにはいられなかった。
有観客でやっとライブが開催できたとはいえ、コロナ禍は終わっておらず、声出しで従来どおりのライブを開催できる日がいつやってくるかは分からない。
それでも、ここにいる "君" を絶対に "出口" まで連れて行く、という覚悟。
この日以上にAqoursが頼もしく見えたことはなかった。
そんな最高のライブに参加しつつも、年明け2022年の2月には念願だったMTのロードスターを購入し、サントラを流して泣きながら県道17号線をドライブする化け物が誕生。
引越し前に思い描いていた「夢の沼津生活」に邁進する充実した日々を過ごすことができた。
しかしながら、新鮮な感動は習慣になるにつれて薄れていくもの。
沼津市街に住んでいれば、さすがに家を出るたびに自分が沼津にいることに感動する、なんてことはなくなっていく。
地域で働いているわけではないから、お店に通ったところで結局自分はいつまで経っても「お客様」でしかないという寂しさもある。
ローカルコミュニティを作らないか? という誘いがあったのはこの頃だった。
ローカルコミュニティという居場所
ラブライブ!サンシャイン!!がきっかけで沼津に拠点を移したという、いわゆる移住者が数多くいることは知っていた。
しかし、小規模なオフ会や個人同士のやりとりはあっても、誰でも参加できるような開かれた場所がなかった。
ならば、その受け皿になるようなコミュニティを作ってあげることで、それぞれが抱えているエネルギーを何か発展的なものに変えていけるのではないかというアイデアを持ちかけられ、「ぜひやってみよう」ということになった。
そうして生まれたのが「沼津移住者コミュニティ うみねこ」だ。
最初はオンラインで参加できるDiscordサーバーと、月イチで開催する飲み会から活動がスタート。
段々と人が徐々に集まってくるなかで、人数がいれば、ひとりではできない企画を通じて沼津の街と関わっていくこともできるのではないかと感じ始めた。
そこで、まずは沼津市内で行われるイベントに祝花を出したり、狩野川花火大会に協賛してみたりした。
去年6月には1周年パーティーを開催。
沼津市長(!)や地元の方も含め、たくさんの人が参加してくださったし、わたしがやりたいからという理由で思い付きで設置したDJブースも盛り上がった。
直近では、様々な移住者の方にご協力をいただき、地方移住をテーマにしたトークイベントが実現。
当初想定の倍以上の来場者を迎え、静岡新聞にも取り上げていただいた。
今月からは、沼津市の民間まちづくり活動支援事業に採択され、「うみねこ オープンカフェ」と題して月1回、移住者が気軽に集まれる場所を作るという試みも始まっている。
※あくまでも各種運営を手伝っているだけの立場なのに、まるで主催のような書きぶりになってしまっているのは、記事の流れ上ご容赦いただきたい。
若干宣伝のようになってしまったが、何が言いたいかというと、これはわたしたちにとっての「ラブライブ!」なのかもしれないということだ。
もともと強烈な熱量があって始めたかというとそんなわけでもない気がするのだが、場が生まれて、そこに集まっている人々の姿を見ているうちに、なんだかおもしろいことができるんじゃないかという予感もちょっぴり生まれ始めている。
会社員として平日はふつうの仕事をして、週末だけライブイベントに参加する。
そんな生活のなかで「君のこころは輝いてるかい?」と訊かれても、正直何を答えればいいのか分からないということはないだろうか。
長年ラブライブ!のファンをやりながらくすぶり続けていたそんな想いが――もちろんアニメみたいに劇的なことは起こらないにせよ――ほんの少しだけ、ポジティブな方向に変わってきた。
そんな経験を踏まえてみると、これまで自分ごととしては捉えられなかった歌詞も、今では少しだけ共感できるようになってきた。
冒険に出るんだ 最初はひとり
やがてみんなとめぐり会えるかも
ゼロから一歩は勇気が必要 動き出せ Step! All Right!!
特に、2023年に放映されたTVアニメ「幻日のヨハネ -SUNSHINE in the MIRROR-」は、ヌマヅで過ごす "スクールアイドルではない" 9人が主人公の物語だったから、その境遇に自分たちを重ねられるようなところもあり、今やっていることが間違っていないのだと、勇気をもらうようなことも何度となくあった。
何かハッキリとした目標があるわけではないけれど、やりたいと思ったこと、楽しいと思ったことを続けていった先に、これからもっと素敵な出来事が待っていたらいいなと願っている。
なぜラブライブ!「サンシャイン!!」なのかを考える
沼津という土地のことを知れば知るほど、この場所を舞台にした作品が「サンシャイン!!」というワードを冠していることに納得することがある。
それはたぶん、この土地に住んでいると、太陽や海、山、風など、自然を形作る要素が自分たちの生活のすぐ側にあることを実感できるからだ。
そして、それら自然の要素を大事にすることは、おそらく人間のいちばんプリミティブな感覚を大事にすることにも繋がっている。
TVアニメの1期では、練習のために晴天下の屋上を訪れたAqoursのメンバーたちが、日差しの強さに驚きつつも、そのあたたかさを喜んでいるような描写がある。
アイキャッチで砂浜に書かれた「Aqours」の文字は波にさらわれて消えてしまうけれど、それをよしとしているのはなんともラブライブ!的だ。
また、Aqours 6th LoveLive! ~KU-RU-KU-RU Rock 'n' Roll TOUR~ の WINDY STAGE で幕間に上映された「きょうのAqours」では、6thライブツアーの各公演のテーマになぞらえて「海」「太陽」「風」について語られるモノローグも挿入されていた。
ずっと同じではいられない。
大きな海を渡ってやってきたこの風は、またどこかへ吹いていく。
キラキラの太陽が昇ったり沈んだりするたびに、色んな形になって。
ときに厳しい向かい風になったり、背中を押す優しい風にもなる。
巡り巡ってまた帰ってくる。そう、何度だって。
一方、幻日のヨハネでは、「今日も、今日を生きる」というフレーズが印象的に使われていた。
このフレーズがどのような意味なのかが明示的に語られることはなかったが、TVアニメの物語を通してなんとなく見えてきたことはある。
それは、身の回りにある自然現象や、人々とのコミュニケーションを大事にして日々を生きていくということ。
晴れた日に富士山が見えたら喜んだり、午前中に見る海の透明度に驚いてみたり、風の強さに季節の移り変わりを感じたり。
知り合いとインターネットだけじゃなく、オフラインで会話をする機会を大事にしてみたり。
インターネットで誰かが揉め事を起こしていたとして、特に自分と関係がないのに一緒に怒ってみたり、注目を浴びようとしておかしなやり方で発信するようなことは、こういった感覚からは離れていく方向の物事ではないだろうか。
わたしはインターネットで長い時間を過ごしてきたオタクであるから、SNSからまったく離れるということは今もこれからも難しいとは思っているが、それでも、ほどよい距離の取り方を意識したいとは思っている。
もちろん炎上騒ぎに乗っかって楽しむような人がいてもいいし、それは個人の自由だとも思うが、少なくともそれはわたしにとってのmy own wayではないということだ。
できる限り、目に見える範囲の場所や人、物事を大事にしていきたい。
少しだけ、これからのこと
フィナーレライブを迎えたあとのAqoursが、わたしがどうなっていくのは、正直言って全然分からない。
もしかしたら何も変わらないのかもしれない。
フィナーレのその日を迎えることが絶対嫌だとか、逆にフィナーレですっぱり区切りを付けることが正しいだとか、わたしはどちらの立場に立つこともできず、宙ぶらりんのままでいる。
ただひとつ信用していることがあって、それはわたしがラブライブ!サンシャイン!!とAqoursのことをどうしようもなく好きでいるということ。
そして、Aqoursはいつだってその期待に応えてくれるということだ。
だから、極端な心配はしなくたっていいと思っている。
どちらかと言えば、感謝の気持ちがある。
一緒にこの時代を生きてくれていること。
困難な時代のなかにあっても、何度だって最高の時間を約束してくれたこと。
去年6月のフィナーレライブの告知から、1年間準備をする時間をくれたこと。
そして、この土日に2日間、大好きな9+9人にまた会える機会を用意してくれたこと。
最後に、わたしたちの未来を照らしてくれるであろうフレーズを引用してこの記事を終わる。
大丈夫、なくならないよ。全部全部全部ここにある。ここに残っている。
ゼロには、絶対ならないんだよ。
何かが変わっていく不安は常にあるし、始まりがあればいつか終わることもある。
それでも、その変化の海の中を楽しみながら、ときには痛みを抱えながらでも泳いでいくことこそがラブライブ!だったはずだ。
ときには楽しかった日々のことを懐かしく思うこともあるだろう。
それでもいいのだと、国木田花丸は教えてくれている。
思い出抱いて前に…
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ここに書いたラブライブ!サンシャイン!!や沼津についての思い出はほんの一部で、語り足りないこともまだまだあるが、それはまた別の機会に紹介することとしたい。
一生忘れられない2daysをやりきっていきましょう!
以上です。