Take It Over
サビの進行メモ
ほぼ同じフレーズを3回繰り返すが、3回とも微妙にコードが違う。「台風の目に」へ向かって少しずつ調整しているのがわかる
「嫌いだった自分の弱さと」 : D♭M7 → E♭ → Fm(== Ⅵ7 → Ⅶ → Ⅰ)
「向かい合った今この場所が」: D♭M7 → C → Fm (== Ⅵ7 → Ⅴ → Ⅰ)
「台風の目になるだろう」 : D♭7 → C7 → Fm (== Ⅵ7- -→ Ⅴ7 → Ⅰ)(== Ⅶ(Ⅴ7) -→ Ⅴ7 → Ⅰ)
Ⅵ度の和音(D♭M7)の 7度が半音下がることにより D♭7の和音になっている
これはG♭調のⅤ度(ドミナント)で、遠い調のため非常に印象が強く、転調しているように聞こえる ところがすぐに半音下がって元の調の属七(C7)になりⅠの和音に解決するため自然な進行に聞こえて転調が成功したように聞こえる(けど実際は元の調のまま)。鮮やか!