離散対数問題
Discrete Logarithm Problem(DLP)
ある計算の結果から簡単に逆算ができないような数学上の問題の1つ
ある素数qについて、q未満の自然数gおよびsを選択し、gのs乗をqで割った余りmを算出する
このとき、q、g、sからmは容易に算出できる一方、g、q、mが分かっても、このような関係を満たすsを求める効率的な方法は見つかっていない
超わかりやすく言うと「mod q がついた対数問題」
通常の対数問題は「g を何乗したら y になるか?」というもの
g^s = y
この場合、logを使うことで計算できる
離散対数問題は「g を何乗したら y になるか?(素数 q を法とする)」
g, y ∈ mod q に対して g^s = y
参考資料