SUAVE
ブロックビルダーの中央集権化が問題
検閲耐性が問題になる
なぜブロックビルダーが中央集権的になりやすいのか
Exclusive orderflow
特定のビルダーが他のビルダーが持っていないインプットを使用する
事前確認のプライバシー(pre-confirm privacy)やその他の新機能を提供できる
public mempoolからprivate mempoolへ移行するインセンティブになる
ビルダーはそのトランザクションから生み出すMEVからユーザーにオーダーフローに対する対価を支払うことができる
Cross-domain MEV
1つのチェーンで活動する複数のチェーンで活動するビルダーの方が有利になる
Cross-domain MEVとバリデーターセットの中央集権化
3つの市場構造の原則
ユーザはpre-confirmation privacyを付与され、作成したMEVを受け取る権利が与えられるべき
ユーザーの取引を非公開にし、全てのブロックビルダーが利用できるようにする
Cross-domain MEVの圧力を回避するために、チェーン間のブロックビルダーは統合される必要がある
permissionlessにする必要がある
分散している必要がある
既存のブロックチェーンからmempoolとブロックビルダーの役割を切り離すブロックチェーン
シーケンス層を共有することによってブロックビルダーはcross-domainのMEVを獲得できる
https://scrapbox.io/files/648dca40b8120a001bb504b2.png
sequencing layerが分散化していく
メリット
ブロックチェーン: シーケンサの分散化、回復力の向上
バリデータ: ブロックスペースで最大限の収益を上げる
builders/searchers: ユーザーとsearcherのトランザクションのアクセスをオープンにする・複雑なpreferenceの表現・cross-chainの対応
ユーザー: 最も良い実行かつ最も最小の手数料で取引を実行することができる
アーキテクチャ
Universal Preference Environment
Optimal Execution Market
対象のpreferenceに対する最適な実行をするために、Executorが競争を行うmempool
Decentralized Block Building
暗号化されたpreferenceををブロックにするネットワーク
参考資料