Pragmatic Thinking and Learning
情報
訳書名は『リファクタリング・ウェットウェア』
これは原著副題の"Refactor Your Wetware"より
動機
読み始めたのは達人プログラマーの20年ぶりの改版Betaが発売された頃で、そちらはBetaが取れるのを待つことにし、前から気になっていたAndy Huntのこの本を読んでみたいと思ったことから
メタ本は早めに読むに越したことはない
Chapter 1. Introduction
Always consider the context.
tommy.icon 大事な文らしいのでふせんで貼っておいた
tommy.icon 章末にNext Actionsがあるの面白い
Chapter 2. Journey from Novice to Expert
看護師と現代のプログラマーには共通点がある
未熟者と熟練者には違いがある
ドレイファスのスキルの5段階
Stage 1: Novices
スキル分野にほとんど経験が無く、目的を達成するためルールが必要
Stage 2: Advanced Beginners
固定ルールから少し離れることができ、自分自身でタスクに挑戦できるがまだ難しさがある
Stage 3: Competent
問題ドメインの概念モデルを作ることができ、そのモデルによって問題解決ができる
Stage 4: Proficient
全体像を必要とし、前回の取り組みから自身を改善することができ、格言を文脈から理解できる
Stage 5: Expert
ある分野における知識や情報の第1の源で、直感により仕事をする
コラムのUnskilled and Unaware of It
熟練していない人は自分がエキスパートだと勘違いすることが多い
tommy.icon 「完全に理解した」だ
ほとんどの人がAdvanced Beginners以下で留まってしまっている
自己評価をするメタスキルを身につけるには自身のスキルレベルを上げるしかない
1970年代の看護師教育と現代のソフトウェアエンジニア教育との共通点
鍵のかかったドアを解錠する、という行為にも様々なコンテクストがある
Chapter 3. This Is Your Brain
R-modeは予測不可能なのでアイデアが不意に思い浮かぶことがある
tommy.icon いつでも紙とペンを持ち歩くのやってみるか
左脳と右脳に分けるのは正確でないので本書ではL(inear)-modeとR(ich)-modeに分ける
tommy.icon へぇ
R-modeが直感を提供するため重要
魅力的なデザインが重要
tommy.icon UIやUXが重視されているのもそこに気づいた人が多くなったからなんだろうな
脳の可能性を信じることで能力を伸ばせる
Chapter 4. Get in Your Right Mind
五感を使うことで脳が活発になる
描くことは「書く」ことではなく「見る」ことである
tommy.icon The Morning Pages Techniqueよさそう
tommy.icon 散歩いいな
tommy.icon 単語の最初の文字と最後の文字さえ認識できれば他の順番がぐちゃぐちゃな文章でも読むことができる。へぇ。
Chapter 5. Debug Your Mind
tommy.icon 認知バイアス自分でもやっちゃってるものあるなぁ
世代バイアスから抜け出すには多様性を受け入れること
75%が外向型、残りの25%が内向型
人がどう振るまいかはOSのようなものでそれぞれ違う
手紙の時代に比べて爬虫類的に直感でコミュニケーションしがち
tommy.icon 気をつけたい
Chapter 6: Learn Deliberately
tommy.icon この章すごく気になるのでしっかり読む
SMART
Specific
Measurable
Achievable
Relevant
Time-boxed
Pragmatic Investment Plan (PIP)
Have a Concrete Plan
Diversify
Active, Not Passive, Investment
Invest Regularly (Dollar-Cost Averaging)
本を読み始める前に概要から導かれる質問をたくさん用意する
tommy.icon マインドマップ勧められてる。前から気になってたけど始めてみようかなぁ。
tommy.icon アプリもあるみたいだけど手で書くのが良さそうなので、確かhigeponさんがおすすめ入門書籍をブログか何かで挙げていたと思うので読んでみよう tommy.icon やっぱりこの本でも手で書くことを勧めている
tommy.icon 本これっぽい
documenting is more important thatn documentation.
Chapter 7: Gain Experience
constructivism
Build to learn, not learn to build
inner game
Awareness is an important tool
tommy.icon デバッグする時もまずは落ち着くこと、確かに大事
tommy.icon 失敗する権限を自分に与える。わりと失敗恐怖症なので心に留めたい。
Chapter 8: Manage Focus
Devloping Your Exocortex
tommy.icon 本は1回読んで詳細がどこで見つかるか覚えていれば良いと書いてあって記憶力に自信のない自分には励みになった
tommy.icon 特にプログラマーだと大事な考えだと思う
コンピューターと違い人間の脳はコンテクスト・スイッチのコストが大きい
コグニティブ・オーバーロード
tommy.icon 他の作業をしている時に、送らなければいけないメールをさくっと送りたい時に、メールアプリを起動してしまうと受信トレイを見たりと余計な情報が入ってくるので、メール送信専用のスクリプトを用意する、というのはいいと思った
tommy.icon 仮想デスクトップの使い方の著者の例、参考になる
コミュニケーション
ライティング
コーディング
サーフィング
ミュージック
Chapter 9: Beyond Expertise
tommy.icon 子供のように先入観を持たず新しいものに触れること、大事にしていきたい
tommy.icon フェルメールのエピソードよい
全体
tommy.icon 脳の働きをコンピューターで例えられたりするのでプログラマー視点で脳の科学を知るのにいい本