何もしない
この本は、私たちが注意を無自覚に使う(あるいは、外的に制御される)状況を問題提起する。その象徴的な例として他者の注意を影響力やお金に変えるメディア・広告基盤、また、より本質的な存在として我々の注意を市場価値の生産に向かわせる資本主義を批判する。
そして、注意の制御を自分のために取り戻すアイデアや、注意と認識の関係を主体的に探究する生き方について、著者の思索が芸術や社会活動の事例から論じられる。
webで公開されている序論
https://www.hayakawabooks.com/n/n3b8099273be5
ーーー
2025/4/19 16:03
original:
/tomiokario-close/何もしない