textlint
textlint は文章を自動でチェックするためのツールで、文章の表記ルールや書き方の基準を一定にしたいときに役立つ。
あらかじめ設定したルールに従って、表記揺れ、不要な繰り返し、誤用になりやすい表現などを検出する。
ルールは自由に組み合わせられ、必要に応じて細かな設定を追加可能であり、作業の自動化や文章の品質管理に向いている。
使用中パッケージ
2025/11/30 tomiokario.icon
textlint :文章を読み込み、設定されたルールを適用して問題点を報告する役割を担う。文章校正の基盤となる部分。
textlint-plugin-latex2e :- LaTeX文書をパースしてAST変換するプラグイン
LaTeX の文書を textlint が扱える形式に変換するためのプラグイン。
LaTeX の構文を理解し、文章部分を抽出して textlint のチェック対象にできる。
LaTeX 文書でも Markdown と同様のスタイルチェックを適用できるようになる。
textlint-rule-preset-ja-technical-writing - 技術文書向け日本語ルールセット
技術文書向けの日本語ルールがまとめられたプリセット。機械的に検出しやすい問題(冗長な表現、曖昧な指示語、主語と述語の距離、読みにくい文の構造など)を幅広くカバーする。技術文書を読みやすく保つことを主眼としており、技術系ドキュメントの品質管理に適している。
textlint-rule-prh - 用語統一・表記揺れチェック
用語統一や表記ゆれをチェックするためのルール。独自の辞書を作成して、表記の揺れや使いたくない語の検出、推奨表現への統一を自動で行える。プロジェクト固有の言い回しや用語標準を文書に一貫して反映する際に特に有効。
textlint-rule-preset-japanese:基本的な日本語ルールセット
一般的な日本語文書に広く対応したルールセットで、技術文書以外の文章にも一定の基準を適用したい場合に向いている。
textlint-rule-preset-JTF-style:厳密な日本語文書のルールセット
スタイルガイドに沿った細かな統一を行うためのルールで、句読点や文末表現などの揺れを減らしたい場合に役立つ。
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