台湾
2025/11/01時点の情報
入国手続き
オンライン入国カード(Taiwan Arrival Card:TWAC)の事前登録が必要
台湾到着日の3日前(到着日含む)から手続きを行える
パスポート,メールアドレス,職業,電話番号,滞在予定,滞在先の情報が必要
2025年時点では,入国審査エリア内に編集や登録を行える端末があった
交通
Uber
タクシーも同程度の価格で利用できるが,言語や文化の違いの面でUberの方が利用しやすい
Easy Card(悠遊カード)
地下鉄,バス,台湾鉄道などの公共交通機関で利用可能
桃園空港の窓口やコンビニなどで購入可能
駅などでチャージ可能
Easy Cardがない場合
バスでは運転手とのコミュニケーションが必要
地下鉄,国鉄では自動販売機で乗車券を購入可能(日本語オプション有)
新幹線(HSR:High Speed Railway、高鐡)
乗車券と指定席券は別券
自由席は混雑する
桃園空港の改札前の外国人専用窓口で行き先を伝えるとMTRとチケット一式のセットを購入できた
その他
体験予約など
Klook,KKdayが普及している
衛生
水道水は飲用しない方が良い
下水の面でトイレットペーパーは基本的にゴミ箱に捨てる方式で,流せる場所にはそのような表示がある
言語
台湾語:Taiwanese Hokkien,台語(tái yǔ) 台湾国語:Taiwanese Mandarin,國語(guó yǔ) リスク分析
台湾でのリスクは、災害・環境・健康・組織・社会のいずれも一定の注意が必要だが、いずれも対処法を理解して行動すれば大きくリスクを下げられる内容である。治安や生活インフラは比較的安定しており、基本的な安全意識と法令遵守を徹底すれば、安心して滞在できる環境であると言える。
災害危機
台湾は地震が多発し、津波の可能性もある。また夏季には台風により暴風雨、停電、浸水、土砂災害が発生しやすい。さらに、防空演習に伴う避難指示や交通規制が行われる。
地震時には安全な場所に避難し、津波の可能性がある地域では高台を確保する。台風時には最新情報を確認し、自治体の発表に従って行動する。防空演習では指示に従う。
環境危機
高温多湿の気候が続き、水道水は飲用に適さないことが多い。中南部ではPM2.5による大気汚染が深刻化する場合がある。
市販の飲料水を利用し、大気汚染が悪化した際は外出を控えるかマスクを着用する。空気清浄機を利用し、環境情報を確認する。
組織危機
違法薬物・銃器・売買春・賭博などの取り締まりが厳しく、外国人の政治活動参加は禁止されている。オーバーステイや税関申告違反についても厳しい処分がある。
犯罪につながる行為を避け、誘いには応じず、手荷物管理を徹底する。政治活動に参加せず、滞在期間を守り、税関申告を正確に行い、禁止品を持ち込まない。
健康危機
医療費が高額になりやすく、A型肝炎や手足口病、細菌性赤痢などの経口感染症が発生している。蚊が媒介する日本脳炎やデング熱の感染例も多く、鳥インフルエンザのリスクもある。
渡航前に十分な旅行保険に加入し、衛生的な飲食店を選ぶ。蚊に刺されないよう服装や防虫剤に注意し、発熱が続く場合は医療機関を受診する。鳥との接触を避け、手洗いやマスク着用を徹底する。
社会危機
窃盗や詐欺、繁華街でのトラブルが見られ、日本人は金銭目的で狙われやすい。交通事故件数が多く、運転マナーに問題がある場合がある。
多額の現金や貴重品を持たず、夜間は明るい場所を行動し、見知らぬ人を安易に信用しない。交通状況に注意し、横断時に車両をよく確認する。タクシー選びに注意し、MRTでは禁止事項を守る。