第十世代型戦闘機(TK-188~TK-208)
汎空レギュが廃止され、ペラ空レギュが帰ってきたがその時にはすでにペラ空関連の技術が一部喪失しており、さらにシンリミの不安定領域での操縦にパイロットが脳を焼かれていたことから
・超高速域(1200km/h以上)での一撃離脱戦法
・機体の操作性を度外視した不安定領域での急速旋回戦法
の二方向に特化した機体が多数設計された。
(1)TK-188
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店長氏のZenithのデザインをもとにフレームを新規設計し他機体。外見はそっくりだが空力バランスが一撃離脱特化となっている。
(2)TK-189
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TK-176の性能をペラ空環境で再現しようとしたが、ペラ空環境での高エンジン出力での旋回にフレームが耐えられず結果的に性能に制限をかけたものが出来上がった。結果として実戦での空戦性能はそれほど高くないのに操作性は劣悪となっており、お蔵入りとなる。
(3)TK-190
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二重反転エンジンにおけるプロペラの配置を2,4と非対称にすることでコグの接続判定を最大限生かしたペラ半径で設置し、エンジン推力の向上を図る「非対称二重反転エンジン」の試験機。高い加速性能を誇るが一方でエンジン急停止時や旋回起動時、さらにはラグによってエンジンが突然爆ぜるなどの不具合が多発した。本エンジンは以降のTK-203までの第十世代型機全てに搭載されており、上記の欠陥を以下の機体ほぼすべてが抱えている。
(4)TK-191
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高出力の非対称二重反転エンジンを用いた格闘戦特化機体として開発した牽引機。降着装置すら廃した特化フレーム・空力配置
によりTK-198の完成までの主力機として位置づけられたほどの高い運動性能を持つが、エンジンの欠陥により空中で突然爆ぜる、流れ弾でエンジンが吹き飛ぶなどが多発した。
(5)TK-192
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非対称二重反転エンジンの欠陥を補うため、「エンジンに旋回負荷をかけない」「被弾を避ける」という一撃離脱特化運用が考案され、TK-188をベースとした高速戦特化機体として開発された。1200km/hで巡航しながら攻撃を行うことが可能となっているが、武装がBullet001のみであるため攻撃性能は低い。また、謎加速を盛りすぎた結果エアブレーキを全開にしても減速が難しくなっている。
(6)TK-193
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TK-154以来となるX字尾翼ペラ空機体。ピッチ方向不安定の操作性を度外視した設計で、多少の被弾をフレーム強度でカバーしつつ強引に弾をあてに行く仕様となっている。
(7)TK-194
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無尾翼機。ヨーはドラッグラダーを使用しており癖が強いが、ピッチ性能は十分であり格闘戦でも渡り合うことができた。
一方で機体の剛性が極めて低いため数発の被弾で撃墜される。
(8)TK-195
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TK-194の全翼スタイルをそのままに垂直尾翼を翼端に搭載した機体。運動性能こそ高いが機体剛性が著しく低かったため空戦には数度出したきりでお蔵入りとなった。その後、高い機動性を活かして峠攻めなどに活用されている。
(9)TK-196
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全翼機シリーズ3機目。菱形翼+全翼というSFチックな見た目となっており、機体が小型なことと運用スタイルが大量の謎加速を活かした一撃離脱戦法であったことから極めて高い生存性を誇った。また第十世代型にしては操作性が良心的となっている。
(10)TK-197
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TK-196を格闘戦に振ったような設計思想の機体。が、接近して戦うことが多い格闘戦では機体の小型さによる被弾率の低減が生きず、かつ中途半端な格闘性能により無理に押し勝つこともできないといういろいろと半端な性能のせいで即お蔵入りとなった。
(11)TK-198
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TK-194~TK-197の全翼機での空力パーツのフレームへの内蔵などの知見を活かして設計された牽引機。
第十世代で最も高い制御性を誇っており格闘戦、一撃離脱の両方がこなせる突然変異機体となった。
本機を解析した結果が第十一世代型の設計に生かされている。
なお、ただでさえ不安定なエンジンなのに加えて急激な機動にエンジンが耐えられないので格闘戦時の操縦には細心の注意が必要となる。
(12)TK-199
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当時FLAKやBullet002による狙撃が多く行われていた環境でTK-198の運動性能を抑える代わりに機体強度を引き上げる目的で設計された機体。FLAKの直撃に複数回耐える主翼を持ち、多少攻めた一撃離脱戦を行うことができる。
(13)TK-200
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TK-195のコンセプトである「翼端に垂直尾翼を持つ全翼機」にリトライしようとした機体。空力的に不安定であり、操作性が劣悪であったのに加えて空中分解を起こしやすかったため即お蔵入り。
(13)TK-201
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エンテ型での一撃離脱に特化した逆ガル推進機。
趣味で取り付けた逆ガル翼により高速域での操作性は悪いが、素敵性能は高いのでかなりの回数空戦に出されている。
(13)TK-202
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珍しく空冷風の見た目の牽引機。極めて不安定な空力設計となっておりほぼ操縦負荷を考慮していないが、扱うことさえできれば大概の敵機に追従し撃墜できる旋回性能を持っている。が、あまりにも極端な機動によりパイロットが酔うため封印。
(13)TK-203
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TK-201の後継機という立ち位置で設計されたエンテ型機。より不安定な領域での格闘戦に特化した機体となったが、TK-202以上に操作性が劣悪であり、さらに機体強度が著しく低かったため一度空戦に出したきり封印となった。
(13)TK-204
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空力を調整することで応答性の向上を図ったエンテ型推進機。
試製推進式エンジンを搭載しているほか、トラバサミを用いた降着装置やユニバーサルジョイントを用いた動翼の動力伝達など最新技術が盛り込まれている。運動性能は控えめなので格闘戦では勝てなかったがその設計技術が第十一世代に引き継がれることとなる。
(13)TK-205
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ユニバーサルジョイントを用いた動翼動力伝達による逆ガル牽引機。高い運動性能を持つがクラスター不具合によるカメラ異常を修正後に機体強度が著しく落ちたためそのままお蔵入り。
(13)TK-206
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ユニバーサルジョイントを用いることでより小型化した取り付け角可変翼を搭載した機体。
このタイプの可変翼機特有の高いヨー性能をもち、同時にこのタイプ特有の機体重量の増加という欠陥を抱えている。
特に本機はフレームの補強などによって重量増加が激しく、ヨー急旋回時にエンジンを停止すると一定時間バックしながら射撃ができる。(なお実用性はない。)
(13)TK-207
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軽量化した機体に安定性の高いエンジンを載せてより不安定化すればTK-198を超えられるのではとたくらんだ機体。
結果として剛性があまりにも低く自身の旋回により翼がもげる欠陥機となってしまった。(なお設計の都合上無理に補強すると重量が増して操作性が悪化した。)
(13)TK-208
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何をトチ狂ったのか突如生まれた左右非対称機。ヨー旋回性能は良好だがピッチ操作時のロール癖が抜けきれなかったのでパーティグッズ枠となっている。