第五世代後期型戦闘機(TK-126~TK-129S)
後期型とは?
第五世代機において機体性能は大幅に改善された。
しかし、その操作性は劣悪であり、舵が全体的に軽く、滑りやすい印象があった。
というわけでその特性を改善しようと試みたのが後期型である。
※格闘戦特化機体開発の機運
TK-120、TK-121などの前期型主力機は「格闘戦に割り込める高速機」がコンセプトであるが、その実は
(1)速すぎて敵機とのコンタクト時間が短すぎる
(2)目の前を横切る敵機を射線に捉え続けるほどの旋回性能はない。
(3)半端に旋回性能に振ったせいで照準も収束しない。
(4)故にクソエイマーである筆者の射撃では当たらない
(5)さらにパイロットが未熟なので軌道を読みやすく、進路上に弾幕を張られるとそのまま突っ込んで撃墜される。
という「一撃離脱機のなりそこない」みたいなものであった。
クソエイマーである筆者の性質からして格闘戦に特化させ、近距離で火力を叩き込んだほうがいいのは明らかである。
これより、一撃離脱特化のTK-126を開発したのちは格闘戦特化の模索を行うこととなる。
TK-126 開発コードDevilfish Ⅱ
https://scrapbox.io/files/6153e4142315410023900b4a.png
主翼端X字可変翼、機首可変傾斜カナードにより旋回性能と直進時の安定性を両立した機体。
高速を保ったまま安定して一撃離脱が可能。
Tenchoさん機より謎加速ラダー
Ninaさん機より固定ペラによる安定化技術
タイヤさん機よりハニワ式ラダーなどの技術を拝借し、導入した。
機首Bullet002と翼内Bullet001により当たれば敵機を分解バラバラできる。当たれば。
その気になれば遊覧飛行でも飛べるほど安定性は高い。
なお、ヘッドオンによる攻撃や進路上への弾幕バラマキに弱く、ほとんどそれが原因で撃墜されている。
TK-127 開発コードJellyfish Ⅱ
https://scrapbox.io/files/6153ca41cfea5f001dd529b2.png
第三世代に先祖返りした?
前進翼エンテ型機に大型双発エンジンを搭載した機体。
推力偏向による高機動化を目指したが、エンジン推力の高さゆえに機構が耐えられないことが判明。
推力を落としたら今度は加速性能が不足し、さらに謎加速を盛るスペースが少ないため加速の持続性もない。
挙句の果てに推力偏向による急激な軌道で機体が空中分解するため開発停止。
ピストン式推力偏向を用いるJellyfishⅢの計画もあったが、TK-121を改造したテストで見事操縦不能に陥ったため機体を新造するまでもなく没。そもそも軽量大出力機の設計に推力偏向は無茶があったのかもしれない。
機首貫通ラダーを初めて導入した機体。
TK-128 開発コードCuttlefishⅡ
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初心に帰って可変翼などのギミックを廃し、純粋に高機動化を狙った機体。
結果としてはTK-124 Cuttlefishと同程度もしくはやや高めの機動性を獲得した。
一方機銃に関しては大火力のBullet002を2門、弾幕用のBullet001を2門翼中丸太に搭載してあるので敵機を追い回しながら大火力を浴びせる運用が可能。
要はCuttlefishの上位互換。
ちなみに背中に背負ってるのは後方監視センサー。
TK-129 開発コードGarfish(ダツ)
https://scrapbox.io/files/6153cf811ca9de001d2b89e8.png
LOOOOOOOOOOOONG!
・機体中央配置ペラ
・垂直カナード
・機首貫通カナード
・機銃
を詰め込んだ結果機首が長くなった。なんでや。
内部構造はこんな感じ。
https://scrapbox.io/files/6153d23e7c5fe700233a1c47.png
ちなみに機首貫通カナードはタイヤさん機を参考に作成した機首を貫通して取り付けられたカナードである。
見た目を維持したまま強度や動翼ペラ枚数を増強できるので便利。
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なお、TK-129初期型に関してはこの通りバウンディングボックスギリギリの長さなので扱いにくいことこのうえない。ということで機体長を短縮したTK-129Sが開発された。
ちなみに開発コードの「Garfish」は和名「ダツ」であり、細長い魚である。たまに人間に突っ込んできて突き刺さることもあるらしい。どういうことなの…。某ネオ・アトランティスの潜水艦ではない。
TK-129S
https://scrapbox.io/files/6153cf901c97b400233c79d1.png
TK-129のエンジンの向きを前後逆にし、エンテ型推進式機としたもの。
機体長が短くなったことで旋回半径も短くなっている。
また、機首、機尾ともにペラをかなり盛ってあり、それを強力な動翼で動かしているため、
「高速で旋回しつつ任意の場所で舵を急停止できる」というかなり操作性の高い仕様である。
TK-128と同じく大火力を敵機に浴びせることが可能なほか、機銃を斜めに取り付けることで、後方からの視点でも高精度射撃が可能になっている。
また時速700km以上ではエンジンを停止して滑空する機能が搭載されており、これにより「速すぎて弾が当たらん」現象を回避できる。
次期主力戦闘機。
※おまけ
・TK-129J
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TK-129をジェット化したもの。
ペラ機並みの加速性能を持つので案外実戦投入しても何とかなるかもしれない。
なお操作性は悪い。