第十一世代型戦闘機(TK-209~)
第十世代型戦闘機の問題点として
①操縦負荷を無視した空力配置
②信頼性が著しく低いエンジン
③被弾後即分解する機体フレーム
などが挙げられる。これの改修を目指すとともに機動性と操作性の両立を図ったのが第十一世代機となる。
・前期型
当時の空戦環境を考慮して格闘戦特化型かつ空力効率を考慮した矩形翼機体が多くなっている。
(1)TK-209 風斬(KAZAKIRI)
https://scrapbox.io/files/6523b9f3024443003536dc1e.png
新規開発したエンジンを搭載した一撃離脱特化機。エンジンの丸鋸は3枚に抑えており低い回転数でも高い推力を出せるように動力伝達ブレースやペラ角度を調整した。1500km/hでの安定した巡行が可能となっている。半面武装はBullet001のみなので総火力は低い。
(2)TK-210 雷華-III(LAIKA-III)
https://scrapbox.io/files/6523ba1bbf3b3200425852d9.png
かつてシンリミ期に良好な操作性と運動性を両立した雷華シリーズをペラ空で再現するべく開発された機体。
ヨー方向の運動性に特化し、ピッチ方向の運動性を控えめとした本機はその特性を把握した機動をとれば空戦で高い性能を発揮した。が、ガンギマリ勢は容赦なく本機の機動にも追随してくるため本機の安定性を維持したまま応答性を挙げる必要が発生した。
(3)TK-211 風露(HURO)
https://scrapbox.io/files/6523ba65b0cc91001bb2537d.png
TK-210と同時に開発された牽引機。従来の牽引機のガンギマリ仕様を反省して空力的には安定に組んであり、その中で応答性を挙げるように水平化ペラなどの配置を工夫した機体となっている。TK-210同様良好な操作性を持つがガンギマリ勢相手には手が出なかったので両機の設計を活かしてTK-212が開発される流れとなった。
(3)TK-212 月隠(GACHIIN)
https://scrapbox.io/files/6523be84bf3b320042588883.png
安定性を維持したまま応答性を引き上げるというコンセプトの機体。空戦機において応答性に直接関与する動翼部のペラ枚数を引き上げ、それによって過度に安定化しないよう大量のペラを機首および主翼に仕込むという力業となっている。結果機体パーツ数の65%にあたる109パーツがプロペラで構成されており、その圧倒的な空力効果から現行環境の格闘機のほとんどに対して優位に立てる旋回性能を獲得した。一方で「空力的に安定なのに過敏」という独特の特性があり、応答性がパイロットの反応速度を超えつつあるためそのフルスペックを引き出すのが難しくなっている。
(4)TK-213 雷華-IV(LAIKA-IV)
https://scrapbox.io/files/6523be7b6d76b6001bbdedac.png
TK-212と同様の空力配置を施したエンテ型機。ピッチ方向はエンテ型特有の空力特性により調整が難しく不安定となってしまったが、ヨー旋回性能は過去最高クラスとなっている。なおマルチ戦闘に出したところフレームクラスタが回転ブロックと一体化していないにもかかわらず戦闘中に低速で回り続けるという怪現象に遭遇したため現在原因究明中。
(5)TK-214 岩砕(IWAKUDAKI)
https://scrapbox.io/files/6523be9661f972001be99958.png
最近増えてきた要塞型機体に対抗するため、灰鷹さんの機体から取り外した25倍砲を運用するべくエンテ型機二機を双胴化し、無理やりその間に砲身を挟んで飛ばすという強引な手法をとった機体。
(5)TK-215 山嵐(YAMAARASHI)
https://scrapbox.io/files/655f808341e105001cb3c0d7.png
パーツ数限界ギリギリまで小型化した軽量ジェット機。
技術試験のために翼面下でなくあえて機体後方に加熱水砲を置く形式を採っている。
飛行性能自体に問題は無いが強度面に課題があるため調整中。
(6)TK-216 朝霧(ASAGIRI)
https://scrapbox.io/files/655f815365f768001ce27471.png
対装甲機体、地上目標などの攻撃を目的とした重戦闘機。
HE4門を搭載し、それを無理やり大量の空力パーツと大推力エンジンで振り回すことで軽戦闘機並みの機動性能を確保している。
(6)TK-217 双燕(SOUEN)
https://scrapbox.io/files/656c3e3d190d870024678156.png
双発双胴機の技術試験機。
エンテ型における機動性向上および新型双発エンジンの試験を兼ねている。
操作性にかなり癖があるが格闘性能が極めて高く、武装も強力であるため戦闘能力は高め。
(6)TK-218 雷華-V(LAIKA-V)
https://scrapbox.io/files/656c3f5998b9b90025ad946d.png
単発エンテ型戦闘機。
双燕で見られた応答性過多の空力特性を人為的に引き出すための機体。
空力的には安定であるにもかかわらずピッチ方向の旋回半径が異様に短く、急激な軌道変更が可能なため回避性能が高い。
(7)TK-219 閃華(SENGE)
https://scrapbox.io/files/65d6351409c1fb002580ae3f.png
単発推進式機。
極端な性能追及をいったん休止し、現在の技術で安定した飛行が可能な機体を作れないかと模索した機体。
機体形状こそ奇抜だが極めて安定した操作性を誇る。
・第11世代前期実験機群:Spcterシリーズ
前期型の開発で得た技術を高速域での翼面負荷の小さい三角翼形状機体に応用することで高速戦闘と高機動戦闘を両立させる試み。技術試験機としての側面が強く実戦への投入を考慮していないのでいろいろと極端な調整になっている。
(8)TK-220 Spcter-I
https://scrapbox.io/files/65d6376a3db9d3002547a99d.png
空力調整の極端な新型エンジン、不安定化や主翼を横転させることによる急制動機構を盛り込んだ実験機。
高い機動性を持つ一方で操作性が劣悪であり高いエンジン出力も合わさって手に負えない扱いづらさとなっている。
動翼の角度を複数の範囲で操作可能にするような動翼制御システムも搭載しているが応答性がイマ一つである。
(8)TK-221 Spcter-II
https://scrapbox.io/files/65d636605f2ac20025bd206a.png
ドリルエンジンにより小型化した三次元推力偏向機構を搭載した機体。
軽量機に三次元推力偏向を搭載したこともあり極めて高い運動性能をもつ。
錘式ドリルエンジン特有の癖の強さにより操作性は悪いが慣れれば一撃離脱と格闘の双方をこなせる仕様となっている。
(9)TK-222 Spcter-III
https://scrapbox.io/files/65d63571c16e860024fb812b.png
可変翼搭載型高機動実験機。
尾翼は巡航時に上向きに開いたㇵの字型となるが、ヨー急旋回時に水平に展開、ピッチ急旋回時に垂直に変形することで空力安定を操作している。x字可変尾翼特有の重量の増大を解決しようとした試みだが、可変翼による空力の変動も小さいため今後の採用は難しそうである。操作性は良好なので一撃離脱機の緊急機動には使えるかもしれない。
・中期型
(10)TK-223 雪翼(SETSUYOKU)
(11)TK-224 氷翼(HYOYOKU)
(12)TK-225 雀蜂(SUZUMEBACHI)