組織均衡論
from 社会システムを考察する上で参考になる理論
組織の究極の目的は組織の存続である
組織が存続するためにはどのような条件が必要なのか?
組織存続の条件を提示したのが、Barnardの組織均衡論
「参加者」は「組織」に対して「貢献」を提供する代わりに、組織からは「誘因」を受け取る
貢献:組織の目的の達成に寄与する参加者の活動
誘因:組織が参加者を満足させるために提供する効用
「企業組織」は「貢献」と「誘因」のバランスをとることによってはじめて、その存続と成長が可能になる
組織への参加を続けること
組織は環境の変化に適応して、誘因を効率的につくり出さなければならない
この誘因をつくり出すのは参加者の貢献
参加者の貢献を原資として、適切な戦略策定と組織設計を通じて、誘因の効率的生産を計画する。
この計画が成功するとき、組織は誘因の効率的生産に成功する