組織の成功循環モデル
組織の成功循環モデルとは?
組織の成功への進化プロセスをモデル化したもの
関係の質/思考の質/行動の質/成果の質の好循環サイクルがまわることで組織がより良い方向へ成長していく
「関係の質」が高まると、自然と考え方も前向きになり「思考の質」が高まる
「思考の質」が高まると、積極性や主体性といった「行動の質」が高まる
「行動の質」が高まると、その行動の結果生まれる「成果の質」が高まる
すると、ますます「関係の質」が向上するというもの
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成功の循環モデルでは、組織を4つの質で捉えます。周囲との関わり方やコミュニケーションといった「関係の質」が高くなると、自然と考え方も前向きになり、目的意識が高まって「思考の質」が上がります。それが人々の積極性や主体性といった「行動の質」を高め、成果が生まれて「結果の質」につながります。すると、ますます関係の質が高くなる、といった循環を指しています。
自分の組織をこうしたフレームを活用して捉えてみると、組織の現状やありたい姿を整理して理解することができます。そして、今後より良い循環を生み出していくためにどこを高めるべきか、またそのための具体的な方法は何かを検討する観点を得ることが可能となります。
では「関係の質」から始めれば組織は本当にうまくいくのか。思考・行動・結果がともなって「成果を上げる組織」になっていくのか。答えは「NO」です。残念ながら「関係の質」から始めても、この理論通りに「成果を上げる組織」は生まれません。
つまり「組織の成功循環モデル」の「組織」とは「共通の目的に向かって協働するチーム」のことであり「共通の目的」やそこへの「協働」を目指して「関係の質」を高めていくことで初めて「意識」「行動」「結果」がともなっていくということです。