第五の習慣:まず理解に徹し、そして理解される
目的
相手との信頼関係を築き、より効果的なコミュニケーションをとること
意識する行動
相手の身になって聴くこと。本当に理解したいという気持ちで聴くこと。相手の見ている世界をみること
共感による傾聴のスキルを育てること
第一段階:おうむ返し
注意を向けている姿勢は伝わるが、本当に理解しようとするならこれだけでは足りない
第二段階:自分の言葉に置き換える
理解していることが伝わるが、言葉だけのコミュニケーションの域を出ていない
第三段階:相手の気持ちを言葉にする
言葉だけでなく、気持ちにも関心を向ける
第四段階:相手の言葉を自分の言葉に置き換えると同時に、相手の気持ちも言葉にする
相手が伝えようとしている言葉と気持ちの両方を理解しようとしている
論理的に反応している間は効果的に質問し、助言を与えることができる
感情的な反応を見せたら、共感して聴く姿勢に戻る必要がある
信頼講座が赤字になっていると思うような人がいれば、その人の視点に立って現状を眺め、気づいたことを書き留めておく。今度その人と話す機会があったら、本気で理解するつもりで話しを聴き、書き留めておいた内容と比べ本当に理解していたかどうかを確かめる
自分の意見を述べるとき、共感した上で行う。相手の考え、立場を相手以上にうまく説明し、それから相手の視点に立って自分の考え、立場を説明し、理解してもらう