第三の習慣:最優先事項を優先する
from 7つの習慣 人格主義の回復
目的
本当に重要な事項に時間とエネルギーを集中することで重要な活動に注力し、長期的な成功と満足を実現すること
意識する行動
明確にした自分の価値観に照らして活動の重要度を測り優先度を決め、それを実行する
長期、中期、短期の目標を具体的に立て、自分の価値観に照らし合わせ、その目標の達成に時間と労力をかける
第二領域に注力する。人間関係を育てる、長期的な計画を立てる、身体を鍛える、予防メンテナンスを怠らず準備する。自分の能力を大きく伸ばす活動に時間を使う
table:時間管理のマトリクス
緊急 緊急でない
重要 第一領域 第二領域
重要でない 第三領域 第四領域
自分にとって一番重要なこと、最も大切にすべきことを決めたら、それ以外のことには勇気を持って「ノー」という
自分の時間を使う時は効率性を考え、人に任せる時は効果性を考えること
効果的な権限移譲を行うためには次の5つを明確にし、何が期待されているのかをお互いに理解し納得しなければならない
1.icon望む結果
何を達成するか?手段ではなく結果について納得いくまで話し合う。成果を具体的な文章で表現し、いつまでに成し遂げる必要があるのか期限も決めておく
2.iconガイドライン
守べき基準やルールがあれば、明確にしておく
失敗する可能性が高いところがわかっているなら、最初に伝えておく
してはいけないことを伝えるのであって、すべきことを指示することは控える
任せる相手に責任を持って最後までやらせたいなら、ガイドラインの範囲内で必要なことを自由にやらせる
3.iconリソース
望む結果を達成するために使える人員、資金、技術、組織、リソースを明確にしておく
4.iconアカウンタビリティ
成果を評価する基準を定め、仕事の進捗の報告を求める時期、評価を行う時期を具体的に決めておく
5.icon評価の結果
評価の結果として、良いことも悪いことも話しておく。金銭的、精神的報酬が期待できるのか、仕事が拡大するチャンスがあるのか、組織全体のミッションに影響する結果なのかを明確にする