理念経営における事例の調査
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21世紀型組織
21世紀の組織では、その人らしさを尊重・解放し、企業の大義に共感してもらいながら巻き込んでいくことが必要
先行きを予測しやすかった20世紀ではトップダウンのシステムで個人を管理することが理にかなっていたが、SNS等のデジタルネットワークの発達に伴い、情報の拡散速度/個人の発言力が強化され、トップダウンでの個人の管理が難しくなってきているため
必要なこと
下記のサイクルを自身で繰り返し、積極的に動ける人が増えていくこと
妄想を引き出す:意義を自分ごと化は、個人の創造性溢れる想いや妄想を引き出すことから始まる
未来構想を具現化する:個人の想いを組織の大義に照らし合わせながら未来構想を見える化しプロトタイプする
社会文脈とつなげる:さらにそれを社会的な文脈とつなげて共感性を高める
構造化し道筋をつくる:どんなプロセスでそこに向かうのかを構造化しステップをつくる
ストラテジックデザイン
ビジョンデザイン
概要
自らが潜在的にもつ妄想を引き出して理想の未来像として可視化し、現在のシステムを構造化しながら理想の未来に到達しうる道をつくり上げる。それを描き出して内外に発信することで、共感を得ながら同志を集めていく
詳細
具体的なステップ
①ポジティブインタビュー:現在の自分の枠を超えて未来思考で物事を考えられるようになる
②メガトレンド分析:長期的な変化トレンドの理解を通して未来への解像度を上げる
③未来ヘッドライン:将来メディアに取材された時にどのように取り上げられるか
④事業アイディエーション:ビジョンを体現する事業・サービスのアイデア出し
⑤ビジョンマンダラ:個々人のビジョンを統合する
⑥ビジョンストーリー:一人一人のビジョンを物語に統合する
パーパスデザイン
概要
過去─現在─未来の時間軸を行き来しながら、自分たちが果たすべき不変の役割=価値基準を明確にし、明文化する。自分たちの会社の中心となる軸を再定義し言語化すること、つまり組織の存在意義に「魂を込める」営み
詳細
具体的なステップ
①歴史分析:過去を振り返り起源を探る
②未来年表作成:未来で起こる出来事/状態を可視化する
③未来の可視化:ビジョンをイラストで可視化する
④ミッションコピーライティング:存在意義は何か?という問いに答える形でミッションの言語化をする
組織の構成メンバーにとって身体的にしっくりくる言葉を選ぶこと
その背後にある考え方をカルチャーデックのようなかたちで物語化し、バイブルのように残しておくこと
カルチャーデザイン
概要
価値創造プロセスを可視化し、価値創造の文化を組織内に伝え、新たな文化が広がっていく仕掛けを企画し、実装していく
詳細
ビジネスデザイン
世の中の兆しや潮流をとらえ、生活者の深いインサイトを引き出すことで、機会領域を探索しビジネスやサービス・プロダクトの原型をつくる
事例②:Unipos株式会社
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