リトリートを実施する際に意識する観点
from リトリート企画
1.icon心理的安全性の確保
目的
参加者がリラックスし、安心して自分の考えや感情を表現できる場を提供すること
そのために
リトリートの始めに、安心感を感じれるようなグランドルールを伝える
互いの意見や感情を尊重し、違いを受け入れること
必要な時は沈黙を尊重し、無理に発言を求めないこと
事前にアイスブレイクを行い、参加者同士が安心して話せる雰囲気をつくる
2.icon信頼関係の構築
目的
参加者同士の信頼感を育み、深い対話ができる環境をつくる
そのために
少人数のグループでの活動や対話の時間を設け、互いの意見や感情を共有する場を提供する
運営者自身も率先してオープンな姿勢を示す
3.icon内省とつながりの促進
目的
参加者同士が深いレベルで共感し合い、心のつながりを強める
そのために
共感的な聞き手となり、他者の話しを批判せず、まずは理解しようとする姿勢を大切にする
ジャーナリングの時間を組み込むことも有効
4.icon集団の観察と調整
目的 
グループ全体がバランス良く機能し、全員が居心地良く過ごせるようにする
そのために
参加者間での力関係やコミュニケーションの質を注意深く観察し、必要に応じたサポートを実施する
特定の人に話が偏らないよう、全員が発言しやすい場づくりを心掛ける
5.iconフィードバックの提供
目的
参加者がリトリートを通じて自分を見つめ直し、成長する機会を提供する
そのために
リトリートの終了時に、各自が感じたことや学びを振り返る時間を設ける
6.icon活動のバランス
目的
参加者が自分のペースで活動に参加できるようにすること
そのために
活動の大まかな流れを提供しつつも、スケジュール内での柔軟性を持たせる
グループのエネルギーやニーズに敏感になり、特定の活動が特に響く場合は、スケジュール調整する
7.icon孤立感の抑制
目的
孤立して他者との交流がうまくできずに孤立してしまうことを防ぐ
そのために
参加者一人一人に目を配り、孤立している可能性のある人に積極的に声をかける
少人数のグループ活動を増やし、全員が自然に交流できるようにする
8.icon気づきを促す問いかけ
リトリート開始時
問い:今この瞬間、心の中で何を感じていますか?
目的:自分の内面に意識を向け、現在の感情を認識する
環境に馴染む
問い:この場所で何か新しい発見がありましたか?その発見があなたにとってどんな意味を持つと思いますか?
目的:環境との対話を通じて、自己の内面に気づきを得る
グループでの対話時
問い:他の人の話を聞いて、何か共感できる部分や、自分にとっての新しい発見はありましたか?
目的:他者との対話を通じて、自分の考えを再認識する
リトリートの終わり
問い:このリトリートで心に残った瞬間は何ですか?
目的:リトリート全体を振り返り、学びは気づきを整理する