Elastic Block Store (EBL)
from AWS 2024/6/29
from Amazon Elastic Compute Cloud (EC2) 2024/6/29
質問.icon Elastic Block Store(EBS)とは?
AWSが提供するストレージサービス
主にAmazon EC2インスタンスにアタッチして使用され、永続的なデータの保存や、アプリケーションのデータベース、ファイルシステムのストレージとして活用され、高い信頼性と耐久性を提供する
EC2インスタンスとは独立して存在し、EC2インスタンスが停止してもデータは保存される
汎用SSD、プロビジョンドIOPS SSD、スループット最適化HDDなど
質問.icon EBLにかかるコストは?
ボリュームタイプ
使用するEBSボリュームのタイプによって価格が異なる
ボリュームサイズ
ボリュームの容量に応じて課金される
使用時間
EBSボリュームが実際に使用される時間に応じて課金される
停止中のインスタンスにアタッチされているEBSボリュームにも課金される
質問.icon EBLに関するパラメータ
ボリュームタイプと性能
ボリューム性能要件に応じて、汎用SSD/プロビジョンどIOPS SSDなどを選択する
ボリュームサイズ
必要なデータ容量に応じて適切なサイズを選択する
スナップショット
データのバックアップとして定期的なスナップショットを作成することが可能
暗号化
データセキュリティ向上のために、EBSボリュームの暗号化を有効にできる
質問.icon ビズネスにおける主要なユースケースは?
データベースのストレージ
高いパフォーマンスと耐久性が求められるケースで、プロビジョンどIOPS SSDが選択されることが多い
ファイルシステムのストレージ
ファイル共有やアプリケーションのファイルシステムとして使用されます。汎用SSDなどの一般的なパフォーマンスが要求される場合があります
バックアップと復旧
データの重要なバックアップ元として、EBSスナップショットを使用して定期的なバックアップと迅速なリカバリーを実現
質問.iconメリット/デメリット
メリット
高い信頼性
SLA(Service Level Agreement)
AWSはEBSに対して99.999%の可用性を保証するSLAを提供しており、高い信頼性をアピールしている
冗長化
EBSはデータの永続性を高めるために設計され、データが保存される際に冗長化と自動バックアップが行われる
高い柔軟性
多様なボリューム
汎用SSD、プロビジョンドIOPS SSD、スループット最適化HDDなど、さまざまなパフォーマンス特性を持つボリュームを提供している
サイズの柔軟性
ボリュームサイズを必要に応じてスケーリングできるため、アプリケーションの成長に合わせてストレージ容量を柔軟に調整できる
スナップショットとバックアップ
EBSスナップショットを使用したデータのバックアップとリカバリーが容易であり、柔軟なデータ管理を実現
統合と管理の容易性
AWSエコシステムとの統合
EBSはAWSの他のサービスとシームレスに統合されており、EC2インスタンスやRDS(Relational Database Service)などとの連携が容易です。これにより、システム全体の管理が効率化される
パフォーマンスのモニタリング
EBSはCloudWatchを通じてリアルタイムでパフォーマンスをモニタリングでき、必要に応じてリソースの調整が可能
セキュリティコンプライアンス
AWSは多層のセキュリティ対策を実施し、多くのコンプライアンス認証を取得しているため、セキュアな環境でEBSを利用できる
デメリット
高コスト
地理的な制約
参考.icon Amazon EBS(EC2 ブロックストレージボリューム)| AWS