才能の発見と発揮条件の捉え方
from 組織エンジニアリング|人を捉える
目的
人生を豊かにすること
そのために
自身の「欲求」を捉え、それを満たすために発揮される「才能」をみつけること
また、その「才能」が発揮されるための「環境や条件」を考え、発揮できるようにすること
プロセス
1.icon自身にどんな「欲求」があるかを見つける
概要
楽しかったことや辛かったことなど、感情が動いた経験に対して、その背景を深掘り、根本的な「要求」を見つける
背景
強い感情体験から、自己ニーズや欲求を掘り下げることができる
問い
事実:どんな瞬間に心が大きく動いたのか?
背景:その瞬間で自分にとって何が重要だったのか?
欲求:その体験を通じて、何を満たしたい/避けたかったのか?
2.icon「欲求」の背景にある「原体験」を紐解き、自身の本質的なニーズを捉える
概要
その「欲求」が生まれた背景が、どんな過去の経験がきっかけになっているのかを特定し、本質的なニーズを捉える
背景
幼少期の出来事が動機や欲求に影響を与えることが広く研究されており、捉えた欲求が一時的な興味や欲望ではなく、長い時間をかけて形成されたものであることがわかれば、それが自分の本質的なニーズであることをより確信できる
問い
感情:幼少期に同じような感情を経験したことがあったのか?
事実:その時に何が起こり、どのように反応したのか?
欲求/行動への紐付け:その経験が現在の欲求や行動にどう影響しているのか?
3.icon「欲求」を満たすために発揮されている「才能」を見つける
概要
明確になった欲求を満たすために、自然と発揮している「才能」を見つける
背景
人は自身の才能を最大限に活用することで、欲求を満たすことができるとされている。欲求が明確になると、それを満たすために発揮される自然な能力や強みが見えてくる
参考.icon Donald O. INVESTING IN STRENGTH Clifton and James K. Harter, 2003
問い
自身の行動の俯瞰から見つける:「欲求」を満たすために、どのような能力や行動を自然に発揮しているか?
他者との比較から見つける:「欲求」を満たすために、「もっとこうしたらいい/私ならこうするのに」と思うことは?
苦手なことの裏返しから見つける:苦手なことや/人よりもできないこと/人に頼ることは?
4.icon「才能」が発揮される環境/条件を考える
概要
「欲求」とそれを満たすための「才能」が発揮される環境に身を置くことで、人生をより豊かにする
背景
環境要因が個人の能力発揮に与える影響について広く研究されており、特に「ポジティブ心理学」の分野では、才能がもっとも発揮される環境を整えることが重要視されている
問い
過去:過去才能が発揮されたと感じた場面は、どのような環境/条件が整っていましたか?
現状認識:どのようなサポートやリソースがあると才能が最も発揮されるか?
今後:才能を伸ばし続けるために、どのような行動や習慣を取り入れるべきか?
サンプル
才能を捉える togaminnnn