全東大推薦受験生に必要な思考整理:「人間とは何か?」を考える
「人間とは何か」という問いを深く思考するためにお勧めなのが、NHKスペシャル「ヒューマン」の特集です。それぞれ約1時間の映像になっており、非常に知的好奇心くすぐられる内容となっております。一単位ごとの作品購入が220円。月額課金ですと見放題パックが月990円でご覧になれます。これだけの知的資料にアクセスできるのに、月額990円は安い!と私たちは考えています。ぜひご視聴ご検討ください。
視聴する場合のコツ
(1)メモをしながら視聴する
→ノートでメモをとっても良い。
→できれば友人や家族などと複数で視聴し、感想をシェアし合うことで学習効果は高まります
(2)「人間とは何か?」を歴史学、考古学、文化人類学、脳科学の世界的な権威が意見を展開しているので、そこに特に注目して、その人間とは何か?と意見と自分の東大での研究計画に生かしてみるべく思索を巡らす。
→どんな研究もより良い人類社会のために生かされるものです。東大憲章にも下記の通り。 (学術の基本目標)東京大学は、学問の自由に基づき、真理の探究と知の創造を求め、世界最高水準の教育・研究を維持・発展させることを目標とする。研究が社会に及ぼす影響を深く自覚し、社会のダイナミズムに対応して広く社会との連携を確保し、人類の発展に貢献することに努める。東京大学は、創立以来の学問的蓄積を教育によって社会に還元するとともに、国際的に教育・研究を展開し、世界と交流する。
→「より良い人類社会に貢献する」ことが東京大学の重要な教育方針なのですが、では、そもそもその人類社会を構成する「人間そのものとは何か」の本質に迫ることは、「どのように人類社会に貢献をするか」ということを論じたり、教授に「このように社会貢献したい!」説得したりする時に、重要な情報となると思います。
→ですからそうした視点・知識習得の狙いを頭にいれて、この動画をご覧ください。
(3)一つ一つが独立しているので、ぜひ一つだけでもみて、感想や意見、得られた重要情報を友人、家族にでシェアしてくれたら嬉しいです。
NHKスペシャル ヒューマン なぜ人間になれたのか 第1集 旅はアフリカからはじまった
アフリカで誕生した私たち人類。当時の遺跡からは、装飾具が次々と見つかっている。装飾具には仲間同士でプレゼントし、お互いの絆を確かめ合う役割があるという。人間とは「仲間の絆を大切にする」生物なのだ。その背景には、アフリカを襲った巨大噴火をはじめとする生存をかけた壮絶な格闘があった。第1集は、「ともに生きる」という人間集団の基本が確立した過程をたどり、人類の旅立ちを描く。【プレゼンター】藤原竜也
NHKスペシャル ヒューマン なぜ人間になれたのか 第2集 グレートジャーニーの果てに
人類が世界中に広がったグレートジャーニーを支えたのが投てき具。すばしっこい小動物を捕るのに有利なこの武器で生存競争に打ち勝っていった。さらに、この道具がルールを守らせる役割を担い、人々のネットワークの規模を拡大させた。そして、それがさまざまな知恵や道具を生む土壌になった。その反面、攻撃性を高める負の遺産も。アフリカから南アメリカまで世界を縦断した知られざる旅の実態に迫る。【プレゼンター】藤原竜也
NHKスペシャル ヒューマン なぜ人間になれたのか 第3集 大地に種をまいたとき
人間とは何かを探るシリーズ第3回のテーマは「農耕」。氷期の終わりとともに始まった農耕は定住を促し、部族間の争いをもたらしたと長く考えられてきた。ところが、トルコ南東部にある巨石遺跡の調査から、平和への祈念が農耕を進化させたとする説が唱えられ、大きく注目されている。温暖化による大洪水の頻発、小麦の変容など、農耕誕生の知られざるドラマを追いながら、未来を考える心の進化に迫る。【プレゼンター】藤原竜也
NHKスペシャル ヒューマン なぜ人間になれたのか 第4集 そしてお金が生まれた
人間とは何かを探るシリーズ第4回の舞台は都市。紀元前4000年ごろ、世界初の都市が西アジアで成立した。その原動力は原始貨幣の登場だった。当時の貨幣は麦。その流通によって分業が促進され、生産性が上がり、多くの人を養える都市が誕生したのだ。しかし貨幣の浸透は、それまでの平等な人間社会を変質させ、格差の拡大という難問を招く。お金と都市の進化を追い、公平さを巡る葛藤に迫る。【プレゼンター】藤原竜也
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