ブランチ
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https://www.youtube.com/watch?v=zLpMVY14Ejo
https://www.youtube.com/watch?v=d-0zOddcYK8
【ロジックブランチってなんですか】
nisimanrui.jp.icon二死満塁 2022/02/12 #ブランチ ひとつの事がおこると、いつも、もうひとつの別のことがおこる。こんな経験ありませんか。これを原因と結果の関係とよびます。
このような関係をちゃんと考えて原因と結果を箱に書き、矢印で結んで関係づける図をロジックブランチと呼びます。*1
https://scrapbox.io/files/62071a482d0e610023b7c815.png
例えば、火打石を打ち付けると、火が起こります。
「火打石を打ち付ける」が原因 「火が起こる」が結果になります。
これを知ったのは我々の子孫である原始人ですが、これを知ったことにより、トラや熊が襲ってきたとき、火を使って子供を守る事ができるようになりました。ヒトはこのような原因結果の関係を知る事で道具を作れるようになりました。
例えば、先生が「ここ大事やでー」と言ったところは、「テストに出る」これも原因結果の関係です。このような原因結果の関係(パターン)を知っていると便利に暮らすことができます。
ただし、原因結果の関係は沢山あります。また、原因と結果が長くて複雑な物もあり覚えておくのが大変です。そこでヒトは文字を発明しました。文字に書いておけば、後で見て使えます。
この文字の発明で急激に繁栄できるようになりました。道具から、機械、コンピュータなどを発明できるようになったのです。
このような原因結果の関係を図に書いておくのがロジックブランチの役割です。
ロジックブランチを書くのは簡単です。
「原因」を箱に書きます。そして「結果」をもう一つの箱に書きます。そして矢印で結びます。矢印の関係は「原因」→「結果」の関係です。*1
二つの原因が必要な時もあります。このときは、矢印を楕円で結びます。*2
図2https://scrapbox.io/files/620719fc3642cb0023ef941e.png
この図を書くのは簡単ですが、ちゃんとした図にしないと使えません。
例えば、先ほど「火打石を打ち付けると、火が起こります。」と書きましたが、これは本当でしょうか。やってみるのを想像してみてください。
たぶん火花がでるだけで、火はおこらないでしょう。
「火打石を打ち付けると、火花がでて、それを乾いた草につけると、火が起こる。」
という事ではないでしょうか。このようにちゃんと知っておかないと、熊が襲ってきたときに子供を守る事ができません。
先ほど「先生がここ大事やでーと言った」ならば「テストに出る」と書きました。
これをちゃんと考えてみましょう。ちゃんと考えるには懸念しないといけません。「けねん」と呼びます。心配するって事ですね。
「先生がここ大事やでーと言った」とはどういう事でしょう。
ここでいっている先生とは、誰でしょうか。算数の先生?国語の先生?校長先生?全部の先生?
どの先生かはっきりさせておかないと、この原因結果を使えません。
こんな事をちゃんと考える事を「明瞭性のけねん」と呼びます。
箱の文章が、ちゃんと分かる文かどうかを心配するという事です。*3
次は「先生がここ大事やでーと言った」は、いつ、どこで、何に対してか考えていきます。
もしかしたら、昨日の授業では一度も言わなかったかもしれません。
箱に書いた事が存在しているのか確認しないといけません。
こんな事をちゃんと考える事を「存在のけねん」と呼びます。
箱に書いてある事が、ほんとうにあるのかどうか心配するという事です。*4
頭の中で覚えておくのは大変ですね。「先生がここ大事やでーと言った」所はどこか、赤線を引いておき、あとで事実を確認できるようにしておくといった事が必要でしょう。
さて次は、「先生がここ大事やでーと言った」ならば「テストに出る」の「ならば」は本当か考えます。
「たまたま」かもしれませんね。
何回先生が話して、何回テストにでたのでしょう。「1回言ったら1回でただけ」なら次もそうなるのか不安ですよね。
100回いって95回テストにでていたら、次もでるでしょう。
そこまでの数は大変ですが、「だから」が成り立つにはある程度の回数が必要でしょう。
こんな事をちゃんと考える事を「因果のけねん」と呼びます。
矢印が本当にあるのかどうかなど間違っていないか心配するという事です。*5
次に「先生がここ大事やでーと言った」ならば「テストに出る」と言いましたが、「テストにでる」原因はこれだけで十分か考えていきます。
よくよく聞いていると、「先生がここ大事やでーと言った」のと「もう一回言うでー」の二つの事を言った時だけ「テストに出る」のかもしれません。二つの原因があったときだけ結果につながるのかもしれません。
こんな事をちゃんと考える事を「十分性のけねん」と呼びます。
箱と矢印が足りているか心配するという事です。*6
「明瞭性・存在・因果・十分性」なんだか漢字が多くて難しく感じるかもしれません。「メイ・ソン・イン・ジュの心配」って覚えましょうか。
このようにちゃんと考えて、ヒミツのノートに書いておけばすごく便利に生きられます。
テスト前に、ヒミツのノートをみて『教科書に赤線を引いているところは、「先生がここ大事やで」そして「もう一回言うでー」言ったところだ。そして、そこは、ほぼテストに出る』と書いてあれば、そこだけ復習すれば100点とれるでしょう。楽ちんですね。
ここには、このようなロジックブランチが一杯書いてあります。なかには書きかけの物、途中の物、複雑な物もありますが、ブランチがどんな物か知るのに参考になります。
これらを見て、あなたが気づいた原因結果をヒミツのノートに書いて見てください。すごく楽ちんに生きられるようになりますよ。
で、出来ればあなたの見つけたヒミツをここに書いて、皆に教えて挙げてください。
世界には、誰も解けていない大切な問題が一杯あります。
地球温暖化って授業で習いました?
「このままいけば、地球が暑くなって、ヒトが生きられなくなるかもしれない」といった怖い話しです。
この問題をどうやって解いたら良いのか、誰にもまだよく分かっていません。
あなたが見つけた原因結果のヒミツや、世界中のヒトがみつけたヒミツを、みんなのノートに書いて、皆が使う事ができれば、まだ「誰にも分かっていない原因結果のヒミツ」を考える時間が出来ますよね。
そして、みんなで地球温暖化といった難問を解きましょう。そうすれば、世界は必ず良くなります。私はそう信じているんですよ。
nisimanrui.jp.icon二死満塁
引用・参考資料
*1 logic branch TOCICO Dictionary Second Edition2012
*2 logical ‘and’ connector TOCICO Dictionary Second Edition2012
*3 clarity reservation TOCICO Dictionary Second Edition2012
*4 entity existence reservation TOCICO Dictionary Second Edition2012
*5 causality existence reservation TOCICO Dictionary Second Edition2012
*6 cause insufficiency reservation TOCICO Dictionary Second Edition2012