ネガティブブランチを活用した安全議論手法「事故の構造分析マップ」
教育のためのTOCシンポジウム2023 伊東さんの講演動画です。
建設業、製造業などで必ず行われている安全衛生管理業務。工事現場には「安全第一」と掲げられていても、全職員が徹底するのは至難の業だ。そこで、事故の未然防止を目指し、効果的な安全行動を導き出すための安全議論を職員同士でできるよう、ネガティブブランチを応用した「事故の構造分析マップ」を開発した。マップには、ヒューマンエラーの未然防止·再発防止として使われる「3H5M」【3H:初めて·変更·久しぶり、5M:人(Man)機械(Machine)方法(Method)環境(Media)管理(Management)】を組み込み、事故が起きる可能性をロジカルに整理できる特徴がある。危険と隣り合わせの状況下で業務をしなければならない中で、熟達者にとって暗黙知になっている知識·技術を言語化し、初心者にも知恵として共有する。それをロジックの繋がりで学ぶからこそ、応用が可能となるのだ。結果的に事故数が半減し、職場内のコミュニケーションも活発になるという成果も生み出している。
https://youtu.be/abRPXrorFmU