Search Engineering Tech Talk #1
2019/02/26(tue) イベント詳細 #searchtechjp tobachi.icon
Search Engineering Tech Talk #1に関する記事一覧 - ログミー
オープニング / @johtaniさん
いい検索を考える / 内田臣了さん
「いい検索」とはなにか? 検索システムのしくみと評価指標を解説 - ログミーTech
フィルタリング・ランキング
基本的にはユーザが探したい情報が出てくるのが良い検索・ランキング
ランキングの評価指標
再現性
presicion@k
MAP(Mean Average Precision)
NDCG(Normalized Discounted Cumulative Gain)
MAPやNDCGは似たものが多く出てきがち
多様性
MMR(Maximum Marginal Relevance)
ユーザインターフェース
良いUI: ISO/JISに定義がある
正確・効率・満足
それぞれメリデメある
入力型インターフェース
カテゴリ選択型
カテゴリツリー型
BOT型
ユーザーや目的にあわせてインターフェースを設計する
検索のインタラクションを考える
インタラクションの繰り返しを支援するのもUIの役割
良い検索とはなにか?
検索の指標だけでは不十分
指標の検証・評価方法は学術的に研究されているが……
「探される側の意思」を考慮していない場合が多い
検索者と被検索者の両方に貢献する
サービスによって「良い検索」の定義は変わる
ランキングとUIの両面から検索を改善できる!
両面を意識することが重要
よさげな本
情報検索の基礎
情報検索のためのユーザインタフェース
情報アクセス評価方法論
UI/UXが無意識に検索行動に与える影響 / @tairoさん
メルカリの検索機能の責任者
メルペイは大変だった
データ・集合知の力を使ってサービスの質・ユーザの満足度を上げる、それが数値で見えるとうれしい
Sold商品を検索結果に出すのは理由がある
出さないようにしてみたところ、全てのKPIが下がった
何回も繰り返している
ユーザインタビューでも消すような要望がある
しかし、社長はいつも「あった方が良い」と言う
直感的にわかっている。なぞ。すごい
出品しようとしたときに、検索している??
Sold商品をみている? 値付けや説明など
「売ろうとしている人」と「買おうとしている人」の目線は違う!
検索の目的が違う
ポイントによってメルカリ内でユーザが 売り手→買い手→売り手 のスパイラルが回る
サービスに固有の問題があるので、それを考えて解決に向かわなければならない
検索アルゴリズムを改善して関連性を高めた結果
MacBook→検索結果が荒れていたのが改善された
シャネル 香水→もともと検索結果は荒れてなかった→ぱっと見あんまり変わってない
なのに Click Through Rate が 1/10 になった!なぜ??
関連性よりも新着性を優先した方がCTRが高い
出品される頻度が高いから
画面を更新するたびに新しい商品が出てくる!
GoogleやYahooなど情報検索とメルカリ検索は検索改善の考え方が違うかも
情報検索: 上位10子がデフォルトで、さらに1〜3位に注目している
メルカリ: 横3 * 縦3-4 でとにかくたくさん出す
ユーザはいっぱいスクロールする
文字ではなく画像を出すので、ユーザはなんとなく眺めている
気になったらタップして、戻って、また上下にスクロールして、を繰り返す
メルカリの検索結果を構成する要素と優先順位
Freshness > Recall > Precision
新着性・再現性・適合性
Googleだと Recall > Precision > Freshness
EFFICIENT TOP-K QUERY PROCESSING IN LUCENE 8 / @moco_cetaさん
共著: [改訂第3版]Apache Solr入門
第9章を読もう
AI Samurai: 特許検索をやってる会社
特許検索はとにかく遅い。
たくさんのインデックスがある
かつ OR クエリをたくさん並べる必要がある
Apache Solr/Lucene 8.0 と ElasticSearch 7.0 がくる
OR クエリが速くなるらしい!
Lucene は毎晩ベンチマークを測っているらしい
MAX Score は OR クエリを速くするらしい
MAX Score: 検索しなくて良いところを省いてくれるアルゴリズムらしい
WAND: OR と AND の中間?
Minimum Should Match とちょっと似ているらしい
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