Processingで作るいろんな意味でのCreative Coding
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音に反応してリアルタイムにモーショングラフィックをするシステムです。グラフィックの描画、音に対する反応制御もProcessingオンリーです。
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声量に反応して動的にライブセットリストを変更するシステムです。インターフェースのコンポーネント描画、画面遷移、声量監視、全てProcessingオンリーです。
Proceesing
ProcessingはJavaをベースに、しかしバニラJavaの場合に必要なおまじない的な記述を包み込んでグラフィックを描画できて、その上でプリミティブな文法を使えるというのやっぱり素晴らしいなと思います。 ひとまずOpenProcessingやらGitHubを覗くと、何やら凄そうな書き方をしている人がいるな、と分かる。真似してその文法、アルゴリズムを使ってみたいと思う。そして真似をするに当たって、とりあえずJava, ProcessingのReferenceを見様見真似で書いてみるときにも、やはりおまじない類の隠蔽が役に立って素早く書ける。 これの蓄積で、だんだん抽象的なレイヤで自分なりの考えやすいCreative Codingに共通して対応できる書き方の構造化ができてくる。
※そして、僕の場合は過去に「おわ〜〜〜自分がやっていたことってMVVMという概念に近いことだったのか!」と名称とその周辺状況を知った。
いきなりリッチなIDEとSDKが用意された言語、ライブラリから入っちゃって、応用までの視座を得るのに時間がかかったり、正しい検索ワードへの辿り着きづらさがあって苦労したという経験があって、結局それは問題の依拠するレイヤーが全然分かってなかったという結論に辿り着いた→Processingは隠蔽の塩梅がすごくちょうど良い。
そうして前まで、Processingで享受できていたのは、
ジェネラティブ・アートは、有機的なもの、創発的なもの、美しいもの、不正確なもの、予測 不可能なことに関するものです。
のところがメインだったが、Generative Artだけでなくインターフェースや、リアクティブな作品に及ぶようになってから、自分の依拠する構造を足がかりに、まだ(自分にとって)未知的な機構全般についての実験的な動作との遭遇まで及ぶようになっている。
当たり前の話ではある(武蔵美の進級展、卒展のProcessingで作るそれらの多様性すごく好き)が、「自分の依拠する構造を足がかりに」が効いてきている