Zoomの利用における留意点(セキュリティ)
本ページの作成日:2020/5/1
本ページの最終更新日:2020/5/25
hr.icon
【Zoomのセキュリティ―利用前のアップデートを】
セキュリティ上の懸念がいくつか報道されていますが、Zoomのソフトウェア等のセキュリティ上の問題点については、現在、随時アップデートがされており、常に最新版へのアップデートをお願いいたします。
なお、オンライン会議ソフト全般について、情報の流出の危険性が避けられないことから、個人情報や機密性の高い資料については、必要最小限にて取扱うことが推奨されます。
Zoomのアップデートが2020年5月24日付で実施され、最新のバージョンはversion 5.0.4になります。
Zoomを起動したのみではアップデートが実施されないため、以下リンクからダウンロード又はZoomアプリのメニューから「アップデートを確認」により対応をお願いいたします。
【Zoomの利用時の注意】
●Zoom bombing(オンライン授業の妨害)
講義中に第三者がミーティングに参加して音声や画像等で妨害する事例が他大学等において確認されていますが、対応として、ミーティングにはパスワードを設定し、kibaco等、外部からは非公開の領域にて参加するための情報を受講学生に対し、連絡するようにしてください。
■授業妨害の予防方法(授業準備)
1 画面を共有できるのはホストのみとします。(現在、作成時の標準設定です。)
2 参加者に、共有画面に線や文字、図形等を記入する「コメント(注釈)」を不許可とする。
3 ファイル転送、参加者同士のチャット(プライベートチャット)はできないようにしておきます。(5/1現在、作成時の標準設定です。)
■妨害されたときの対処方法(授業中)
1 参加者を強制的に退出させる
① コントロールツールバーの「参加者の管理」をクリック、参加者ウィンドウを表示。
② 退出させたい参加者の上にカーソルを置き、詳細メニューから 「削除」を選択。
③ 当該参加者は、以後このミーティングに参加できなくなります。
2 ミーティングをロックする
参加者ウィンドウの下の詳細メニューで「ミーティングをロックする」を選択。
※以後、新たにミーティングに参加することができなくなります。遅れて参加しようとした学生も参加できなくなりますので、注意してください。
3 全参加者をミュートし、ミュート解除できないようにする。
① 参加者ウィンドウの下の「すべてミュート」をクリック。
② 現れるメニューで、「参加者に自分のミュート解除を許可します」のチェックを外して「はい」 を選択。
※補助者(共同ホスト)がこの操作を行うと、ホストもミュートされますので注意してください。
■ストーカー行為の防止について
講義中に現れる学生の顔の画面をキャプチャーすることにより、顔写真を用いたFAKE画像作成、SNS上の拡散や学生の氏名から個人情報をあら捜しするといった事例が他大学等において確認されています。授業の特性上カメラ映像を利用する必要が有るもの以外について、学生のカメラ映像をoffにすることが推奨されます。