授業事例(6/15投稿:基礎ゼミナール)
本ページの作成日:2020/6/16
本ページの最終更新日:2020/6/16
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投稿日:2020/6/15
科目名:基礎ゼミナール
【実践内容】
【ブレイクアウトルームの割り振りについて】
最終報告で行うプレゼンに向けて、4人×6グループの固定メンバーでのグループワークを行っている。新入生向けのゼミであり、今年度はキャンパスに来れていないことを考慮し、友達作りのためにも6人グループを考えたが、6人だと学生がかえって発言し難くなったり、フリーライダーが発生するため、対面授業と同様4人グループとした。
毎回の講義で、zoomのブレイクアウトルーム機能を使用してグループワークを行っているが、固定したメンバーを手動でグループに割り振らなければならないため、当初は時間がかかっていた。
学生の各自の「zoom参加名」の先頭に、「所属するグループ番号」を付けさせると、「どの学生がどのグループなのか」が数字を見れば判るため、1分以内に割り振れるようになった。
【ブレイクアウトルームの巡回について】
対面授業での授業改善アンケートでの評判が良かったこともあるが、オンライン授業でもブレイクアウトルームを巡回するようにしている。各グループ平均5分から10分ほど滞在し、適宜ヒントを与え、少しでも前進したという実感を持ってもらうようにしている。
「各自が授業外で学習した内容を持ち寄り、授業中に悩み、ディスカッションによって解決する」のが基礎ゼミであり、巡回することにより解決への手助けを行い、次の課題へ進ませている。
【実施の状況や、学生の反応、教育効果、今後の課題など】
対面授業と同等の教育効果を感じている。むしろ、対面授業よりも学生の理解が早い面もあるのではないか。
基礎ゼミは様々な学部の学生が履修するため、授業外に集まり難いという側面がある。対面に移行した後も、授業外のグループワークではzoomを活用していきたい。