授業事例(6/12投稿:基礎ゼミナール・森口聡子先生)
本ページの作成日:2020/6/15
本ページの最終更新日:2020/6/15
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投稿日:2020/6/12
科目名:基礎ゼミナール
投稿者:森口聡子先生(経済経営学部)
【実践内容】
【固定メンバーによるブレークアウトルーム実施の工夫について】
担当する基礎ゼミナールで実施するグループワークでは,最初に確定したメンバーを,開講期間中固定してグループ成果物を完成させる課題を課しています.
毎回の講義で,zoomのブレークアウトルーム機能により,グループワークを実施していますが,固定メンバーに割り振る必要があります.
「zoom の事前メンバー割振機能」があるものの,これを行うには参加者のZoomログイン時に登録しているメールアドレスが必要で,実施しようとしたら,多くの学生はZoomログインに固定のメールアドレスを使っていないことが判明し,実施に困難がありました.
そこで,学生の各自の「zoom参加名」の先頭に,「所属するグループ番号」を付けさせて,手動でブレークアウトルームへの割当を行う方法にしました.
手動割当てでは,グループ名簿とつき合わせるというワンクッションの手間を省け,数字だけをみて割当を作っていくいう非常に単純な作業で,短時間の割り当てが可能です.
zoom への入室時に「zoom参加名の先頭に,所属するグループ番号をつける」ことを喚起する画面を共有しておくと,徹底が簡単です.
また,問題を出題して考えさせている間といった,学生に何か各自の作業をさせる時間を設け,その間に教員が手動割当を行えばスムーズです.
【実施の状況や、学生の反応、教育効果、今後の課題など】
ちょっとした工夫ですが,気軽にスムーズに,メンバー固定のブレークアウトルームが実施できるようになりました.
基礎ゼミは少人数なので,あっという間に手動割り当てが可能です.基礎ゼミに限らず,多人数の講義でも,学生の各自の作業の間があれば,停滞なく進められると思います.