水冷
発動機のモダンな冷却方式
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フィンの無い平坦な造形とエンジン前部の大型ラジエーターとに水冷の特徴が現れている 航空機用エンジンの場合は不凍液を混ぜたりして真水ではないので液冷と言ったりもする 歴史
20世紀の初頭の自動車には一部搭載されていたらしい
GPZ900R以降モダンなスポーツバイクで普及していった気がするTの字.icon 特徴
高い冷却効率
比較的安定した性能
空冷の場合は冷却のために燃料を濃い目に吹いたりする(燃焼時の気化熱を利用するため) 水冷は温度上昇を管理しやすいのでこの辺が楽
環境規制に適合させやすいという事情もある
比較的優れた静粛性
このウォータージャケットがメカノイズを吸収する緩衝材として機能するらしい 比較的複雑な構造
冷却水のタンクや循環させるポンプ等、部品点数は比較的多くなる
水回りのトラブル
シールが劣化すると冷却水が漏れる(いわゆるお漏らし) バイクによっては冷却水がエンジン内部に混入して深刻なトラブルに発展することも...
とはいえ最近の(特に国産車の)水冷エンジンはよく出来ているので滅多に壊れない
比較的高いランニングコスト
冷却水は消耗品なので定期的な交換が必要
といってもそこまで頻繁にする必要は無い