RC250
https://gyazo.com/458b3087cd30d71ca3939badecced8c9
https://gyazo.com/194bbfad1eab79a53a8cd92724d0de7c http://www.ktm.com/jp/supersport/rc-2501/
Tの字.iconが一時期乗っていたバイク
概要
KTMがインドのバジャージ・オートと提携して作った小排気量バイク
2011年ぐらいから製造していたスモールDukeシリーズのフルカウル版
インドで生産されている
最近インドネシアにも生産拠点が出来たらしい
日本市場を睨んで2014ぐらいからDuke250/RC250がデビュー
390cc版のエンジンをボアダウンしたもの(44ps→31ps)
ちなみにフレームは全排気量で使い回している
特徴
Dukeとの違い
カウルがついている
若干キャスター角が立っている(65°→66.5°)
なのでホイールベースも若干縮んでいる
バーハン→セパハンへ
意外とハンドルは低くない
角度も開いている
でも取り回す分にはバーハンの方が圧倒的に楽
ウインカー一体型ミラー
サクッと保安部品を外せるので便利
燃料タンク容量が減っている(11L→10L)
シート高が高くなっている(800mm→820mm)
重量8kg増(139kg→147kg)
他社の250ccフルカウルとの違い
多少軽い
同じ単気筒でもCBR250Rよりちょっと軽い
Ninja 250SLと良い勝負
ハイオク指定
多少財布に響くTの字.icon
昨今のECUは粗悪燃料マップを備えているのでレギュラーでも走れなくはない
軽二輪だからといって軽油を入れるのはNG
[* ABS標準装備]
実は隠しスイッチでOFFにできますTの字.icon
マフラーが無い(!)
腹下の弁当箱から直接排気管がニョキッと生えている
日本仕様は車検対応のためか若干排気管が延長されていてちょっとダサい
https://gyazo.com/2c1076e830d0f9e35321fc8ebf62f801
でもマフラーの熱でバイクカバーが溶ける事が無いので気に入っている
パニガーレもこういう形式だよね
スリッパークラッチ
特殊な形状のクラッチ
Ninja250も最近装備しているらしい?
多少雑にシフトダウンしてもクラッチが滑ってバックトルクを逃してくれる
なのでリアタイヤが暴れる事が少ない
副産物としてクラッチレバーが軽くなる
他のマシンと比べても明らかにクラッチが軽い
これは大変良かったTの字.icon
最近はスリッパークラッチ採用車も増えてきましたねTの字.icon
リアサスはリンクレス
でもぶっちゃけ違いがあまりわからない
リンク機構がないぶん掃除は楽ですねTの字.icon
MT-25/R25もリンクレスだったかな?
丸目二灯
今時珍しいプロジェクター*2
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普通に愛嬌あってかわいいと思うTの字.icon
セミドライサンプ
なのでエンジン下にオイルパンが存在しない
低重心化と地上高の引き下げを狙っている?
シングルシートカウルだと思った?
https://gyazo.com/5a1d6e62fecbbf9456a44c7d5a55c899
実はちゃんとしたシートなのであった
しかも前のシートより座り心地良いTの字.icon
タイヤがラジアルタイヤ
純正タイヤがピレリのディアブロロッソ2だった
雨の日も普通にグリップしてたし良いタイヤだった
頑張れば10,000kmぐらい持つ
他社は皆IRCのRX-01(バイアス)を履いている
雨天時のグリップしなさに震えた
CBR250RR(2017)はダンロップのGPR-300(ラジアル)が純正らしい
フロントが倒立フォーク
しかもφ43mmとダントツで太い
よって剛性が高い
事故ったときもホイールとフレームは歪んだのにフォークは無事だった(!)
CBR250RR(2017)も倒立フォーク採用の模様
あとフォークシールが下向きに付いてるので水が溜まらなくて楽
インプレ
Tの字.iconによるインプレ
(わかってはいたが)振動が凄い
8000rpm超えると本気でハンドルから手を引き剥がしにかかってくる
振動のせいでカウルの塗料が剥がれ落ちる
試しにアクションカムをハンドルにマウントしたらブレッブレ
頭とか胸にマウントする方が良いかもTの字.icon
重量は軽いが取り回しは楽ではない
大体セパハンのせい
サーキット以外では害悪でしかないんだよなぁ
カタログ上ではMT-25の方が重いのにアップハンなので圧倒的に軽く感じる
走り出してしまえば非常に軽いのだが...
カウルの組付けが甘い
アンダーカウルのステーが歪みやすい
なので取り付けに苦労する
しかしカウルのパーツ数は他のフルカウルよりも少ないので整備性は悪くない
オイル交換が面倒くさい
オイルエレメントはカートリッジ式では無くインナー式
スプリングなんてモノは無いので取り出すのに苦労する
結局吸盤を使って吸い出した
あとドレンボルトが柔らかいので大変舐めやすい
トルクを安全にかけられる工具が必要
電装系へのアクセスが面倒
RCシリーズはバッテリーやヒューズボックスが燃料タンク前方にある
おそらくマスの集中が目的
https://gyazo.com/85d366a9197f047159f6964457f8cf6e
だがこのカバーが超絶取り付けにくい
左右の爪をあわせて押し込む
コツが必要Tの字.icon
ホイールがオレンジ色
オレンジ色は格好良いのだが汚れが目立つ
黒ホイールの方がこの点では有利
とはいえホイールを磨くのもなんだかんだで楽しいので良しとする
積載性がゴミ
他のフルカウルは社外品のリアキャリアとか充実している
がコイツには何も無い
仕方が無いのでホムセン箱を積んだ
https://gyazo.com/29d066faf91651b32bf41e291450b700
見た目の一点を除けば完璧な装備であるTの字.icon
どうせ走っている間は直に見えないし...
他のマシンと違いRCのナンバープレートステーはスチールの芯が入ってる
なので積荷の固定に使える
左右のタンデムステップと合わせて3点で荷締めベルトを用いて固定
この上にテントやマットを載せ、さらに後ろに荷掛けネット装備で北海道に行った
3000km走っても何の問題も無かった
あと車検証とか車載工具を詰め込むスペースは無い
ETC入れたらシート下はそれで満杯
シート硬い
自転車のサドルに比べればマシだが国産のシートと比べるとやはり硬い
ザブトンをつけると良い気がする
装備は充実しているが、高級感はあまり無い
全体的にプラスチッキーな感じ
メーターパネルとかど真ん中に合わせ目あるし
走りに関係のない部分は簡素
良く言えばストイック
一方で外車特有の深刻なトラブルは一切無かった
初期ロットはクーラント漏れやオイル漏れが酷かったらしい
自分のは2015年式だったが年次改良のお陰かほぼノートラブルだった
余談
カウル外すとストファイみたいで格好良い
https://gyazo.com/68f08fe692943f77b0ed712eb7e17acd
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レギュレーターとかクーラント周りを小奇麗にまとめれば意外と有りだなと思ったTの字.icon
バイク