knowledge managementというよりinterface設計
知的生産文脈では、knowledge managementとよく言われる
知的生産の技術や、ワイズカンパニーなどなどで重要性やノウハウが提示されている
knowledgeが適切に管理されていてほしい、という要望はわかる
検索性を上げて必要な情報を最短で入手したい。透明性を上げて主体性を高めたい。等々
ただ、手段を考えるときに「情報を整理する」方法を議論してもknowledgeは管理されないと思う
実際に行動として必要なのはinterface設計だと思う
組織でなにかを達成しようとすれば、workflow設計(アプローチ設計)が必要
目的があって、ポリシーがあって、戦略があって、その戦略に則した体制とworkflowがある
workflow設計の中でも、責務の設計ではなくinterfaceの設計に焦点を当てるといい
組織の境界を決めて、適切なinterfaceを用意すれば、その組織内での専門性は自然に高まる
interfaceを見れば、責務分離が適切かもわかる
DDDしてる人にとっては直感的にわかること
「interfaceがシンプルか」を気にすればだいたいよくなる
分岐が多いなら減らすとか
お互いに知ってる情報が多すぎるなら、詳細を知るのはあるteamの役割にして他のteamは知らなくていいようにするとか
だから、interface = 「いつ、どこで、だれに、何を、どんなformatで、伝えれば/聞けばいいか」の規格を決めよう
document communicationを徹底していると言われているGitLabはknowledge managementの方法を考えるうえで参考になりそう
GitLabに学ぶ 世界最先端のリモート組織のつくりかた