どれだけの業務をこなしたかではなく、どれだけの業務を減らしたか
特に開発組織においては、評価を少しでも楽に、少しでも公平にしたいなら、「どれだけの業務を減らせたか」に重きを置きたい そもそも、業務をこなして評価される必要ってあんまりない 「こなせる」時点で自動化する(業務を限りなくゼロにする)のが一番偉い
要するに意思決定してない業務
ただ定型業務をこなすなら、できるだけ安い賃金で働く人がこなすことが正義になる
多くの場合評価されると給与は上がるので、「評価される」かつ「同じ業務をこなし続ける」ことは非合理的
インシデント対応、仕組みの構築、ゴール定義などは、「こなせる」業務ではない
バイアスやノイズがたっぷりはいった人間による意思決定が入っているから 業務をこなすことが成果になるような領域は、特殊領域として扱ったほうがいいと思う
例えば、人間が体を動かす必要のあるサービス系の業務などは、かりにこなす業務があったとしても、まだまだロボティクスによる代替が難しかったりする。多分
もちろん、例外もあるとは思う
例えば、経費精算のような、9割くらいは定型だが1割くらい個別対応や諸条件が混ざってくるもの
こう書いてみると当たり前っぽく感じるのだが、なぜか評価の文脈になると「どれだけの業務をこなしたか」に目が行きがち、な気がしている