決めの問題
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「決めの問題」というのは、現時点では不可逆性はないし、現在のステータスでは判断しきれないのでどっちでもいいよ。やるべきはやり直せるように設計するべきだよね、事前に測定指標決めといて、そこになったらまた意思決定したらいいよね。という意味です。 深津さんから良い話聞いちゃった。決定の仕方には2種類あって、自分の意志で決める必要があることと、自動的に決まることある。例えばお寿司を食べるかカレーを食べるかは自分の意志で決めることだけど、美味しいカレーの作り方はセオリーがあるから我流でやるべきではない。すごくスッキリした…!
フィリスの模型は真実ではない。真実は、その時点では誰も知りようがなかった。だから、技術者がプロジェクトを先へ進められるような近い目標を戦略的に選んだのである。これは、賢明なやり方だった。月面の状況に関してあらゆる可能性を網羅した詳細分析など行っていたら、探査機の設計のみならず、月面着陸計画そのものが危うくなっていただろう。サーベイヤー計画の報告書を書いたオラン・ニックスは「サーベイヤーの設計に使用された月面模型は、入手可能な理論と情報を検討したうえで作成されたものである。幸いにもこの模型を制作したのは、科学的な理論の形成にこだわる技術者ではなかった。結果的に着陸システムに求められた条件はきわめて精確だった」と述べている(註4)。 フィリスの月面模型は、曖昧さの大半を解消し、設計チームの直面する問題を単純化した。問題が容易に解決できるようになったとは言わないが、少なくとも解決可能になったのである。
途中で状況は変わるけど、とりあえず旗を立てるのが大事
Have Backbone; Disagree and Commit
リーダーは同意できない場合には、敬意をもって異議を唱えなければなりません。たとえそうすることが面倒で労力を要することであっても、例外はありません。リーダーは、信念を持ち、容易にあきらめません。安易に妥協して馴れ合うことはしません。しかし、いざ決定がなされたら、全面的にコミットして取り組みます。
決めたあとはしっかりやり切る