構造からはじめよ
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構造から始めるべき理由として、具体を知らなくても「設立意義からしたらこれは禁止されてるだろうな」というのが分かるところかな。例えば暗号通貨がドルを侵食してくると、武力と徴税によって権威づけられたドルの意味がなくなるから国家としては規制したい(出来るかどうかは別)
なら逆説的に、規制されにくい暗号通貨の使い方もあるわけで(「自国通貨が不安定な国はBitcoinで納税させるをやむ得ない」みたいな)そういう意味で、テクニカルな回避策は基本的にすぐ規制されると思った方がいい。そこに正統性が宿るわけで、それを理解して異議を唱えるのは正しい行為だ。
これを今の「画像生成系AIと著作権」みたいな問題に当てはめてみると、いろんな捉え方が出来ると思う。例えば、DRM?とかもそうだよね。他にも、今のパラダイムはスマートコントラクトで契約を記述して強制執行できるようになった世界線なんだから、Retroactiveに利益を分配できるよね とか
これを提案できるのは、思想や構造を理解しつつ、いかにワールドコンピューターとスマートコントラクトが発明か を理解できる人だけ。どちらかだけが出来ても不毛な議論になる。思うに、ほとんどの議論はこの視点が欠けていてずっと重箱の隅を突くような会話になっていて、何もおもしろくない。