ユニクロ化する現政権
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「服はファッション性が全てではない。そんなことに興味がある人はごく一部。服に興味がない人がストレスなく楽しめるのが本当に良い服だ」。ユニクロがこれだけ成長した最大の理由は、この「服に興味がない人」というターゲット設定にある。アパレル企業は「服にこだわりのある人」を性別、年齢、社会的属性、好みのテイストなどで細分化し、ブランドを開発するのが当たり前だった。一方ユニクロは、ファッションのことなど考えたくない、あれこれ選ぶこと自体がストレスと感じる消費者の方が大多数であると見極め、彼らに売る戦略を考え抜いた。(WWDJAPAN 2018年11月5日の記事より引用)
これを政治に置き換えて考えると、バーゲンでサンダルを買う時に「どれを買っても同じや」と判断するように「政治について考えたくない」「どの政権でも良い」と考えている層が一定数おり、現政権がユニクロのように、この層にアピールしているのだとすると、とても巧みな戦略だと思います。