「役に立つもの」だけしか有難がれない危うさ
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貧困のことを、「銀行残高の額が少ないこと」ではなく、「知性がないこと」というのを個人的に思っていた いい感じのツイートを見つけた
学問の話で必ず出てくる「生活に必要か、役立つかどうか」という論、ギリシャ哲学の勃興の時の社会の状態に既に答えが出ていて、「実生活にしか役立たないことしか考えられない」って当時の奴隷(労働力)の立場なんだよな 肉体を動かして労働する人がいなければ社会は成り立たない、それは無論変わらないのだけど、彼らに労働を任せ、生活に直接役立たないようにみえることを考え、探究する層もあったからこそ、文化や思想や芸術が豊かに発展し、影響力のある人間を多く出すことで国力の増加にも繋がっているのだけどな
私も自分の体を動かして働く労働者の立場だけど、質の良い上層、今の日本でいうなら政治や経済に影響力のある人、を多く輩出することは自分の未来のために大事ですよ。優秀なブレーンを出していけなきゃ、国そのものが世界の中で奴隷として使われる立場になる
っていうのもね…近現代史ではないので、そこスーッとでも通らないと興味持つきっかけすら失われるっていうね…過去の中に答えは出てた、教訓もヒントもあった、そんなことだらけなのになぁ
日本はただでさえ島国という立地上、外の国との物理的な接触機会が少なくなるから、内にこもって車輪の再生産をしやすい環境だと思うのに、外の国の成り立ちや過去に興味を持地にくくなる方針になっていって、ほんとに大丈夫なのかなぁ、とは思います。グローバル化とはなんだったのか
2022年から世界史Aの必修がなくなり、近現代の日本史・世界史を主題で合わせた「歴史総合」が始まる。世界史を必修として教える機会はなくなり、総合では日本を中心に考えるから、高校生は今以上に世界史を忌避することが予想される。基礎教養として世界史の知識を求めるなら、この事態は危機的。 アッシリアも遊牧国家もビザンツ帝国も宗教改革もユトレヒト条約もティムールもオスマン帝国も鄭和もハプスブルク家も大西洋奴隷貿易もアフリカ分割も知らない大学生が当たり前になります。私としてはできるだけ多くの高校生に世界史探究を選択して欲しい、としか言いようがない。
先のツイートに対する反応で多いのが、世界史を学ばずに日本史中心にすると、自国中心的な歴史観になるんじゃないかというもの。
これは誤解で、今度必修になる歴史総合は、近現代の日本史と世界史を相互に繋げて考えるという科目なので、世界史も学ぶし、自国を相対化する視点も得られると思う。
しかしこれは近現代の日本と関係する世界史を学ぶものなので、それと関係のない前近代の世界や、中東、中央アジア、東欧、アフリカといった地域の歴史はどうしても薄くなる。2単位を世日でシェアするんだから、当たり前。