「アカデミアの査読プロセス」に関するリソース
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公開査読(open peer review)は、査読と出版の判断における透明性をより高めることを目的としています。明確な定義はありませんが、一般的には、査読プロセスが出版の前または後に公になる査読モデルを指します。このモデルには次のような特徴があります。 - アイデンティティがオープン: 誰が査読を行なったのかが分かる
- レポートがオープン: 査読レポートが公開される
- 参加がオープン: 誰でも論文の精査と評価を行える
eLifeは現在、投稿論文のうち約30%を査読に回し、そのうちの約半数が最終的に採択となります。他方、今回の新しい方式では、投稿された論文はまず一人か複数のシニア・エディターにより吟味され、エディターの判断で査読に回すと決定したら、eLifeは当該論文が必ず出版されることにコミットしたこととなります。
これわかりやすいなtkgshn.icon*3
論文や学会発表において第三者がレビューをして採否を審査する「査読」という制度がある.アカデミアにおいてはごく一般的な慣習だが,馴染みのない方も多いかと思われる.
なんのために査読があるのか,結論を先に述べると,それは論文や発表の質を担保するためである.
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の保証という意味で査読制度がそれなりに有効に働いているのはこれは紛れもない事実で,それを研究者のボランティアが支えている.査読という作業に対して謝金が出る場合が「ごく稀に」あるが,実際には,ほぼ,無償奉仕の作業である.私自身,記述言語の日本語・英語を問わず,年に少なくない数の論文を査読しており,それなりに貴重な時間を費やして協力している.
なるほどね。こういうのを是正していくのがDeSciなわけか。tkgshn.icon*3