COSS企業の台頭
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from OSSライセンスの歴史概観
OSS の開発・管理を行ったことが有る人なら誰でも知っていると思うのですが、非営利で行うのは大変です。
その OSS が第三者のビジネスに直結していたり、セキュリティに関連するものであったりすると、メンテナンス不足が致命的な結果を招く場合もあります。
このような重要な OSS の保守をどうやって経済的にサステイナブルにするかは、昔から問題視されていました。
2000 年以降のトレンドは OSS 単位で会社を作り、SaaS として提供したり、中核部分以外を有料ライセンスを用意したりするような手法です。
COSS
このような企業を COSS企業 (Commercial open source software)と呼びます。MongoDB とか Redis とか、Elastic などが有名ですね。実際 IPO する COSS 企業の数は 2013~2020 の間に飛躍的に増えています。
COSSでIPOした企業
Commercial Open Source Software Company Index
Open Source: From Community to Commercialization - Andreessen Horowitz
a16zによるCOSS企業の言及