2023/7/7 Twitterに思うこと
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今までのTwitterとは変わってしまったというのは、ある程度言われていたけど、ここ数週間の各社を含めたSNSのアップデートをみて、やっぱり色々思うことはある
例えば、今まではTweetShotを使って作業中に読んでいる記事のスクショやURLを引用と共にコメントをつけて投稿したりとか出来ていたけど、数ヶ月前にElon Muskが執行権を握るようになってからアップデート(改悪)されて、画像が貼り付けられなくなり、結局ブラウザからtwitter.comを開いてツイートしなければいけなくなったりした。 当たり前だけど、以前支えていた機能はTwitter側がAPIとして整備してくれていたから出来たもので、収益化出来なければ削るしかない。それは彼らもビジネスだし、言い分は分かる。そして、ほとんどのSNSは課金しないユーザーがほとんどなことも知っている、だから(いわゆるWeb2.0、広告を見せるプラットフォームとしての)「人を集めたら成功する」というのが今まで言われてきたことだ。
実際、自分も情強と自称する程度には数々のハックで、SNSプラットフォーム側の「良いお客様」ではなかったと思う。 Twitterを始めたのは14歳・中2の頃だった、3DSのブラウザやiPod touchからアクセスして、最初は"見る専"だったけど、学校と家庭の周りでは一生知れないような世界を見ることができた。良い影響も悪い影響も含めて、インターネットは偉大だと思う。自分は自分自身の今の状況に対して比較的満足しているからこう書けるけど、そうじゃない人は悪い影響を強調すると思う。そういうことは以前に書いた。 今でも自分は「Twitterを見る時間」より、『自分のツイートが見られる時間・エンゲージメント』の方が多い、どちらかといえば"強い"側の人間なんだろうなとは自覚している。この文章も含めて、インターネットのみならず、フラットな世界では競争が激化する、群雄割拠な世界でアテンションの取り合いでしかない。
"ソーシャルメディアを代表とするインターネットのコミュニケーションが政治的・社会科学に与えた影響"みたいな、Gen Zに対して耳の痛い研究者の話を聞けというわけではないが、Kevin Mungerの次のコメントはやはり間違ってないと思う。 If you and your community do not have a concrete set of norms, practices and institutions designed to allow you to use the internet without the internet using you—you are destined to lose. In fact, you’re not even trying to win
インターネットに利用されることなく、もし、あなたやあなたのコミュニティがインターネットを利用できるように設計された具体的な規範や慣習、制度を持っていなければあなたは負ける運命にある。実際、あなたは勝とうとすらしていない。
ActivityPubをはじめとした、連合型SNSみたいな波はものすごく良いなと思う。でも、Twitterという大本命の雲行きが怪しくなった結果、independent・BigTech含めてSNSが乱立するようになってしまった。 /emoji/twitter.icon 蠱毒って知ってるか?古来は中国の呪術のために毒を持つ生物と陶器で実装されてたものだが,今はSNSとして発言欲を持つ人間とインターネットによって実装されてる 個人的には、この状況にかなり疲弊している。今までに"自分の人生"と言っても過言ではない多くの情報: ソフトウェアという概念への興味、上京、働いた経験、会社経営、資金調達。そして、Ethereumを知ったきっかけをTwitterを通して知ったと思う。
こういう文章を書いたまま結論を出さず、宙吊りにしておくのは後味が悪いので個人的にも方向性にうっすら言及しておくと、個人としてどれだけ文脈を確立できるかに尽きると思う。
Instagram, Twitter, Threadsにあるよく分からないドーパミンが最大化されるテキストと画像しか推薦してこないレコメンドエンジンが情報圏を破壊してくるのを目の前にして、自我というのを語るには足りなさすぎる、全てが。
ここでの大きな文脈性は、「単一のメディアプラットフォーム」という形は終わっているのはもちろんだけど、ソーシャルコミュニケーションを「Web2.0からWeb3.0」という文脈で見るのではなく、(結局、みんなTwitterやDiscord、Telegramを使ってるじゃん)誰でもアクセスできる as 検索エンジンにインデックスされない「Dark-Forest」に移っていくという方が大きいと思う。
コミュニティそのものがメディアの一形態になる、TikTokや(?)Twitterでも見られる「ファンマ(ファンマークの略)」はその一例で、そのコミュニティを深く理解していないと解読できない絵文字やミーム、そういうのは特定のプラットフォームに縛られない。 それでもやっぱり、こういうことに対して時間を割いて考えなければいけないというのは起こってしまっている以上、仕方ないというのはあれど、最後はこの引用で締めくくりたい。
They wanted a flying car, but all they got was 140 characters.
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