登山中のスズメバチの被害を防ぐためにできること、刺されてしまった場合の対策 - 山と溪谷オンライン
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夏から秋にかけての時期は、スズメバチが最も活発に活動し、凶暴になる時期と言われている。8月下旬、登山ガイドの木元氏は、そんなスズメバチに刺されてしまった。その体験談とともに、スズメバチ対策について改めて考える。
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これは木になったつもりで一切の体の動きを止めて、近づいたスズメバチの警戒心を取り除く方法です。このとき、絶対にやってはいけないのが、スズメバチを手で払ったり、叩き潰すこと。警戒フェロモンが発せられて、たくさんのスズメバチによる攻撃が始まります。 ただし今回は私も必死に木化けしていたつもりでしたが、刺されてしまいました。緊張感がスズメバチに伝わったのかもしれません。それでも針が食い込んでも耐え、スズメバチが飛び去るのを待ったため、本格的な攻撃にはなりませんでした。
ただし刺されてから時間が経つと、ほとんど効果はないそうです。『人を襲うハチ』には、刺された後約10分以内が目安と記されています。
なお、ポイズンリムーバーはバキューム効果で毒を吸い出します。髪の毛の生える頭部では、あまり効果はありません。