水墨画
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水墨画は鎌倉時代に中国大陸から日本へ伝わりました。いまから700-800年も前のことです。
中国とは風土の異なる日本にあって、水墨画は徐々にその趣を変化させ、独特の表現を生みました。
水墨画の魅力は、自在な線と墨の濃淡による表現。
作者の筆あとに、墨色に、そして余白に、観る人の想像力が重ねられ、深く広がりのある世界が生まれます。
墨と水だけで描かれるモノクロームの世界には、伝統の美と、斬新な感覚とが共存しているのです。
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唐代には墨の濃淡で表現する絵画が作られるようになった1。水墨画は唐代後半に山水画の技法として成立した。また、9世紀、張彦遠は墨色には万物の色彩が含まれているとし「墨色に五彩あり」と画論で述べている2。 素晴らしい