エンドゲームとしてのTaxation(徴税)
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上に追記していく
2023/7/20
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エンドゲームとしてのTaxation(徴税) — taka
https://gyazo.com/046f683c45a95f9ccd8a76fb023660bf
以下、下書き
P
Taxationこそが最も必要なパーツ
どのようにして「いい公共財」に対して助成金を分配するのかという議論は、GitcoinやHypercertsがある程度解決しているように思える
しかし、次のレベルに行くためには持続可能性のある形で財源を確保することが必要だ
自分たちで徴税機構を作れなければずっと予算取りの政治になってしまう。きちんと徴税をすることが必要
例えばPartial Common OwnershipやRetroactive Public Goods Fundingなどが一例だと思う
R
Ethereumエコシステムにおける統治技術の実験として以下の例がある
どの財に対してどれぐらいの資金を助成するべきかという「決め方の倫理」を大きく改善したものに、Gitcoinがある
Quadratic Fundingというメカニズムを使って、Public Goodsとしてのプロジェクトに対して助成金を分配する
分配する予算である「Matching Pool」はEthereum Foundationの他、いくつかのクリプトプロジェクトからの寄付によって賄われていた
Where does the Gitcoin Grants Matching Pool Money Come From? - 🧙 🧙‍♀️ Ideas and Open Discussion - Gitcoin Governance
長期的な目標は、L2/アプリ(ロールアップMEVオークションなど)からのTX手数料が直接マッチングプールに供給されるようにすることです。
現在はAllo ProtocolとしてProtocolizeされている、彼らはツールを提供する方向性に舵を切ったようだ
公共財に対していち早くキュレーションするインセンティブをつけたHypercerts
似たようなシステムに、行政が公共財に対して資金を分配する方法の1つとしてPFI・SIBとかがあった
彼らは徴税をする機能がある
消費税
累進課税
...
しかし、しかし、次のレベルに行くためには持続可能性のある形で財源を確保することが必要だ
実際、Gitcoinは寄付に依存している。
/nishio/Gitcoinのマッチングプールのお金はどこから来たのか?
Hypercertsに似たものは、現実の政府でPFI・SIBとかがあった、でも彼らは徴税機構を持っている。
自分たちで徴税機構を作れなければずっと予算取りの政治になってしまう。きちんと徴税をすることが必要
E
具体的に、自ら徴税機構を持つことができるシステムの例
shogochiai.iconfeeの発生させられるプロトコルが自身のfeeの全部をGitcoin等に流して、自身を支えるOSSを維持していく
VitalikButerin.iconアプリケーション・プロジェクトの収益を直接Matching Poolに供給するのが理想的
https://gyazo.com/828b438c9c1045c706b206a2ad388694 https://twitter.com/VitalikButerin/status/1242896875524689920?ref_src=twsrc%5Etfw
これは、別にQFのMatching Poolの財源だけの話ではない。全ての公共財をどう維持していくかの問題になる。
「Fat Protocol」概念を言い換えると、ネットワーク外部性とパーミッションレスと徴税能力
自動徴税機であるpublic chainはほぼ政府#62a8270c09c5f20000ce4a3d
Moving beyond coin voting governance#646acee609c5f20000ab9df8
Ethereum自体の話
RetroPGF
シーケンサーの収益
RetroPGFは最終的には税金の置き換えとアップグレードである
Partial Common Ownership
財そのものに徴税能力を持たせる
私たちは土地はコモンズ(共有地)であるべきだと考えているのです。ですから、私たちが徴収した税金は、公共財に再投資されるべきなのです。だから、すべての人が参加できるような形で、この技術に拍車をかけることができるという考えは、本当にエキサイティングなことなんです。税金でUBIのようなものを提供することができるのですから。
そんなレベルじゃないだろう。それにシビル耐性とかいろいろあって、ネットでUBIをやるのは厳しい。でも、排除できない、誰でも使える公共財に投資すれば、それはみんなのUBIみたいなものでしょう?より多くの人が使えるソフトウェアを作り、より多くの豊かさを生み出すことができれば、それは良いことであり、エコシステムの前進を助けることができるのです。ですから、ハーバーガー税や部分的な共有権、その料金が公共物やコモンズに対してどのような効果をもたらすのか、そのフィードバックループにとても興味があるのです。
Partial Common Ownership/Plural Property: In Conversation with Will Holley, Graven Prest, Kevin Seagraves#646aff9b09c5f20000a3ed33]
どんな財がPCOを適応するのに向いているか
ネットワークから価値を得ている財に対して活用することができる
win-win-winにするためのCoordination Game: 「クリプトエコノミクス」という統治技術と、財の分類#646ee96509c5f200009e7fe5
P
PCO→QFは割と現実的だなと感じる
他には、Teaみたいなものを使ってOSSに持続可能性を持たせるとかも。
Source: Fund, Versioning and Governance for Software building as OSS
tea
Stargaze
OpenFare
related: SBOM
若干、Contract Secured Revenue (CSR)も関わってくるのかな?
通貨を発行する(価値があるかはさておき)
今まで国家が通貨を発行していて、国家という"公共"・エコシステム内ではその通貨しか使えなかった。
しかし、ブロックチェーンは価値が載るインターネットとして誕生し、誰もがトークンを発行できるようになったことで、誰もがエコシステムになることができる
これはもちろんL1 Public ChainであるEthereum自体もそうだし、プロジェクトトークンを発行するDAOもこれに該当する
DAO自体がエコシステムになり、そこに対して貢献する人に対してプロジェクトトークンを分配することができる
そのプロジェクトトークンが価値があるかどうかは、そのエコシステムに貢献する人が決めるのであって、価格がつくかどうかは個別具体の話なのであまり関係ない
しかし、最終的には、トークンの値段の裏付けは、(愚直に)「どんな価値を出しているか」というのに依存すると思う
EthereumのようなPublic Blockchainはもちろん、その上に乗るアプリケーション自身もトークンを発行することができる。
keccak255.iconブロックチェーンは、ブロックを販売するビジネスです。インターネット上で止められない、分散型の価値伝達のためのサービスを提供しています。
L1を分析するためのフレームワーク - vita’s Newsletter
BlockChain sell block
例えば、Ethereum上でDEXを作る動機は「このアプリケーションがあれば、開発コストよりも大きな利益が得られるから」という純粋な商取引的なものでもこの概念はうまく当てはめられる。
「安くブロックスペースというインフラを買い→(アプリケーションを乗っけるという文脈で)加工し→サービスを売る」、普通の産業と変わらない構造。
その後、サービス利用に対して手数料を課すことが出来る
なぜこのサービスが利用されるのかというと、「ワールドコンピューターという仕組みの上で動くFinancial System(DEX)が既存のInstitutionよりも上手く機能すると期待されているから」だと思う
ここら辺の、なぜ既存のInstitutionの構造をクリプトプロジェクトで作り替えると上手くいくのかみたいなところは、まず前提知識がいると思う。tkgshn.icon
ブロックチェーンの歴史
1. 2005年、ギリシャは政府と救済債権団との協議が決裂寸前となり、銀行の破綻を防ぐため、銀行口座からの引き出し額に制限を課す。
2. 2008年、サブプライムローン問題をきっかけに、世界的な金融危機が発生。リーマン・ブラザーズが破綻し、世界中の多くの銀行や金融機関が政府による救済を必要となる。いわゆるリーマンショック。
これらの事件は「現代の金融システムのもろさ」や「銀行やその他の金融機関が人々の資金をリスクにさらす可能性がある」ことを認識させました。
https://keccak255.substack.com/p/f9e?utm_source=profile&utm_medium=reader2keccak255.icon
性質上パーミッションレスなPublic Chainは、他のPublic Chainと競合する
技術的指標
ワールドコンピューターとしての性能。
技術的特性
スケーラビリティなど。
エコシステムの成長指標
そもそもそのPublic Chainの中に人や財が流通しているのか
(実際には、"あるPublic Chainと他のPublic Chain間の行き来のしやすさ"みたいなものは段々と簡単になって行ってるtkgshn.icon)
エコシステムの指標
他のPublic Chainで作ったアプリケーションを移植しやすいか
この構造を、他の例に例えると分かりやすいと思う。例えば、国や地域など。
EUの言語は英語(と仮定)で、€(ユーロ)が通貨になっている。日本でいう、「都道府県を跨いで通学する」ような気軽さで国を移動する。
場所が変わると雰囲気は変わるが、言語や法律が変わらないとしたら、もっと今より移住・移民しやすくなるのが想像できると思う。
これに加えて、入国審査やビザなどもない(誰の許可も必要とせずに国・エコシステムの一員になることが可能)とすると、そのエコシステムの雰囲気が自分に合わなければ別のところに移動することがもっと簡単にできるようになる。
実際、「エコシステム間の移動のコスト(流動性)が極度に低い」というのは、いろんな分野で言及されている
離脱・発言・忠誠
/ayu-mushi/「新反動主義」Part.5: パッチワーク 〜競争的ガバナンスの観点から#640676ca94865400008ed3d3
競争的ガバナンスというワードがあるっぽいなtkgshn.icon
企業の統治機構に似た、説明責任のある君主制と説明される「新官房主義(neocameralism)」にも一部近いところはあるかもしれない(これはSuiとかの"オレオレPublic Chain"とかかもしれない)
gov-corp
ひとはなぜ暗黒に啓蒙されたがるのか?(暗黒の啓蒙人) | 現代新書 | 講談社(1/5)
仮想政府があるといいな (6)|VECTION|note
「移動式投票」という概念もその一つ
Panarchy(1860):全編日本語訳|R.Shinmi
メタ国家を提唱している「三千年紀の国家」なども関連すると思う
移動の自由(流動性)こそが自由の本質
カントによる「永久平和のために」をPluralityとして読むことも出来る
The Network Stateでも語られている「足による投票」
そこで、Public Blockchainもパーミッションレスであることが移動式投票を誘発する
Luna Foundation、Tezos Foundation、Ethereum Foundationなど、さまざまなパブリックチェーンの助成金審査担当者とも話をした。当初の意図は異なるかもしれないが、彼らは皆、デジタル公共財にある程度資金を提供する役割を担っている。イデオロギーや政策が異なる投資家は、エコシステムに極めて異なる展望をもたらすだろう。
Why are public sectors worthy of considering public blockchains?mashbean.icon
それぞれのエコシステムとして目指したい未来を定義し伝えることが出来ているかが、"より良い移民"を惹きつける起因になる。
私財と公共財を分ける
プログラミングスクールである「Holberton School」のようなIncome Sharing Agreement (ISA)(今の授業料を未来の給与から払う契約で受けられるスクール)のビジネスがうまく行っているのは、「今お金を払うことになっても、スキルをつけてエンジニアとして就職し、高い給与を得られればその分Payする」と思うからであり、このケースの"教育"は混雑するものだから。
逆に言えば、識字率が低ければ国家の統治という文脈で社会厚生が悪化するので、「小・中学校は義務教育(公共財)」となっている。
これらは、混雑するもの(希少資源、マイナス外部性)には課税し、公共財には補助金を出すという原則に従っている。
ここから発展して、課税の方法を考えてみる。
国家・エコシステムとしてより大きくなっていくためには、移民を受け入れ・選ばれ続けるものになる必要がある。そのため、既存の国家は税金という名前をつけて混雑するものに課税・徴税をして、公共財に対して助成金を分配している。
VitalikButerin.iconがGitcoinについて言及した際に「GitcoinはQFの実験であって、最終的にはアプリケーション・プロジェクトの収益を直接Matching Poolに供給するのが理想的」と述べている
https://gyazo.com/828b438c9c1045c706b206a2ad388694 https://twitter.com/VitalikButerin/status/1242896875524689920?ref_src=twsrc%5Etfw
これは、別にQFのMatching Poolの財源だけの話ではない。全ての公共財をどう維持していくかの問題になる。
加えて、これがPartial Common Ownershipが大事なパーツと考える理由の1つである。