レシピ本ワイド関連解析でわかるのは、要素と尺度の間の相関のみ
要素に分解して、その要素が影響を与えるかどうかを統計的にみる方法。
ある材料を使ってることがレストランの(なんらかの尺度による)良さと相関があったとしても、レシピに含まれる単語に、レストラン間の違いを還元することはできない。
わかることは、個々の要素とある尺度の相関でしかない。
相関があったとしても、レストランの座席やら音楽やらが人々のレストラン経験にとって重要ではない、ということを意味しない。
もしかしたらほんとうに関係しているのはそういう要素である可能性も捨てきれない。
もちろん、レストランはどのように運営されるべきか教えてくれもしない。
わかるのは、何らかの尺度で「高い」か「低い」かに分類されたレストランで、レシピによく使われている要素は何かということくらい。
個々の要素とある尺度の相関は得られるとしても、わかるのはそれだけ。