こざね法と情報カードとScrapbox
どちらも、断片を扱う技法だが、目指すところは同じではない。 カード法は、やや大きめの情報カード(京大式)を使い、そこにまとまりのある知見を一枚一つで書き込んでいく。
一つひとつのカードは、単なる走り書きではなく小さな論文(豆論文)のようなものになる
それをたくさん集めて、一段大きいコンセプトに肉薄する
この情報カードは、順番はどうでもいい。むしろ「配列し、検索する」ことが重要だと説かれている。
こざね法は、小さく切った紙片を使い、そこに文章を構成する材料を手短に書いていく。
「見出し」や「キーフレーズ」などを書き込む
それらを入れ換えたりしながら、ひとまとまりの流れ(順番)を作り、ホッチキスで留める
そのかたまりをさらに複数作り、文章の展開を考える
つまり、
カードは配列であり構造は作らない
こざねは構造を作るために順番を入れ換える
プロジェクトにおけるページが、カードに相当し
ページ内の一行一行が、こざねに相当する。
※もちろん、リンクを使えば、ページをこざね的に使えなくはない