SECIモデル
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暗黙知の共有→形式知化→形式知の連結→組織の暗黙知化
【共同化】Socializaiton
暗黙知から暗黙知へ
【表出化】Externalization
暗黙知から形式知へ
【連結化】Combination
形式知から形式知へ
【内面化】Internalization
形式知から暗黙知へ
組織として、知識の創造、共有、活用、蓄積を活発化させるために、個々のナレッジを共有したり、共同でナレッジを創造したりするための結節点が必要となります。この結節点を、「場」と言います。豊かな知識創造・知識経営が出来るかどうか、「場」のデザインにかかってきます。「場」は、SECIモデルの各フェーズに沿って、4つのパターンに分けることができます。
【創発場】Originating Ba
共同化に対応
経験、思い、信念、考え方などの暗黙知を共有する場です。
【対話場】Dialoguing Ba
表出化に対応
各自が対話(ダイアローグ)を通じて暗黙知を言語化・概念化して形式知に変換するための場です。
【システム場】Systemizing Ba
結合化に対応
形式知を相互に移転・共有・編集・構築し、新たな体系の形式知へと統合する場です。
【実践場】Exercising Ba
内面化に対応
形式知を個々人の暗黙知へと身体化するための場です。ここでは、単なる形式知の伝達ではなく、形式知に束ねる形で何らかの経験的要素や人間的要素を提供することで暗黙知としての移転・発展を促すことができます。サービス業などで特に重要な場です。
ナレッジ・マネジメントでは、SECIのプロセスを管理すると同時に、このプロセスが行われる「場」を創造することが重要である。