つたない暮らし

❖つたない暮らし

山本幸歩

この本は、友人と一緒に住みはじめた私が、「ふたり暮らしの日々の記録から誰かと生活の場を編むこと」について考えたことをまとめたものです。2025年2月初旬に行われたフィールドワーク展「綴(すぺる)」をふまえて編集し、この展示で初めて発売します。

私たちは家でどれだけ同じ時間を過ごしていても、

伝えられていないこと、伝わらないこと、分かり合えていないことがたくさんある。

関係性に「同居人」という名前があてられた今、「生活を共にする関係」への変化とはどのようなものだったのか。

そして、見知らぬ土地と家を、どのようにして自分たちの「住まい」と感じられるようになるのか。

ふたり暮らしの引越しから日々の生活を約100日間かけて記録した。

具体的なエピソード集や、それを紐解いた考察、生活の場を共に編むためのレッスンなど、いくつかのタイプの文章がまとまっていて、いろんな味わい方ができる。

B6　144頁

¥900　※部数限定販売

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