第22章-第24章のふりかえり
他のどの人間社会でも同じだが、新入りはメンバーのしるしのすべてに習熟することは決してできない
しるしのすべてに習熟することは決してできなくても、共通となる一部のしるしを持っていれば、自分は社会のメンバーとして受け入れられる感覚がある
リーダーが人々のアイデンティティを支える役割を果たしているというのはわかる気がする。リーダーのふるまいによって自分達はこんな感じだよねという共通感覚が得られる気がする。
人々は、変化を食い止めるか変化に順応することができる。ただしそれは、社会のなかで情報が効率的にやりとりされている場合に限られる
情報が効率的にやりとりされているというのはやはり重要なんだなと。具体的にはどういう取り組みが良いのだろうか。会社によっては財務情報とか給与とか全部オープンにしているところもあるけど。
多数派がしるしやアイデンティティを支配していくことで、少数派集団はその社会で永遠によそ者扱いされるって言うのを考えると、黒人とかアジア人の話はおどろくなーっていう。でも、黒人は遺伝的に残りやすい?って考えると、黒人が北半球で多数派になればまた社会も変わっていくんだろうか。。。みたいなことをおもった。
この本全般に言えることですが自分が所属している社会についてメタ的な視点で見ることができるので、冷静に自分の振る舞いを変えられるきっかけになるのがよかったです。
ほんとそれ。DEIについて考えるきっかけはたくさんもらっているなーっていう。
説明を読んでいると、現生人類がたかだか1万年くらい?でナワバリ意識を持つようになった進化ってなるほどなーって思う。一方で他の生物だとどれくらいの期間をかけてそのような進化をしたのかって実はあまり研究がないような気もする?人類については文章でのこったり、地域ごとに特色があってなおかついまでも生きているとか、さらにそこから化石や遺跡から類推するとかもあるんだろうけど、他の動物だとそういった痕跡がわかりにくいのかもな?チンパンジーもこの数千年でどうかわったのかとか気になるなー。