第21章よそ者の考案と社会の死
分裂してできた娘社会に加わる修正──またもや生物学の用語を借りれば形質置換──の多くは、進路が分かれてから最初の数年のあいだに起こることが証拠からわかっている。
これなんとなくエンジニアコミュニティ?でもありそう。
新興社会は自身を好ましいものに見せるために努力すると考える。そのために、大切にされるような属性を作り出したり、昔からある属性を特別なやりかたで表現したりする
隔離機構という言葉は知らなかった。ベンチャー企業のPR努力に近しいものを感じる 肯定的な弁別性の概念は面白い。ただ単に共通の特徴があるだけではダメなんだなあ
人間は、別の場所で何が起こったのかを確かめたり、誰が社会から追放されるべきで誰が社会に属しているかについての意見を述べたり支持したりすることができる
チンパンジーやボノボと違って人間は言葉で意見したり指示したりできるというのが違いと書かれていた。じゃあ、チンパンジーやボノボはどうやって分裂の準備を進められるのかが気になった。